スチューデントの両側 t 分布の値を返します。
スチューデントの t 分布は、比較的少数の標本から成るデータを対象に仮説検定を行うときに使われます。 この関数は、t 分布表の代わりに使用することができます。
書式
T.DIST.2T(x,自由度)
T.DIST.2T 関数の書式には、次の引数があります。
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X 必ず指定します。 t 分布を計算する数値を指定します。
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自由度 必ず指定します。 分布の自由度を整数で指定します。
解説
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引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
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自由度 < 1 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
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x < 0 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
データ |
説明 |
|
1.959999998 |
分布を計算する値 |
|
60 |
自由度 |
|
数式 |
説明 (計算結果) |
計算結果 |
=T.DIST.2T(A2,A3) |
両側分布の値を求めます (0.054645 または 5.46%) |
5.46% |