Surface デバイス、Surface アクセサリ、Surface アプリケーションを使用すると、診断データが収集されます。 診断データには、Surface 製品のクラッシュ、パフォーマンス、使用状況に関する情報が含まれる場合があります。 Microsoft に送信されるデータは、Surface をセキュリティで保護し、最新の状態に保ち、期待どおりに実行するために使用され、Surface のその他の改善に役立ちます。
診断データには、次の 2 種類があります。
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必須。 Surface デバイス、Surface アクセサリ、Surface アプリケーションを安全かつ最新の状態に保ち、期待どおりに実行するために収集する必要がある最小限のデータ量。
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オプション。Surface デバイス、Surface アクセサリ、Surface アプリケーションに関するその他の診断データと使用状況データ。 オプションの診断データを Microsoft に送信する場合は、必要な診断データも含まれます。
必要な診断データは、すべての Surface デバイス、Surface アクセサリ、および Surface アプリケーションに対して常に Microsoft に送信されます。 ただし、Surface がオプションの診断データを収集して Microsoft に送信できるようにするかどうかを選択できます。 この選択は、Surface デバイスを初めて設定するときや、Surface アプリでいつでも設定を変更するときに行うことができます。
注: 収集される必要な診断データの一覧については、「Surface 製品に必要な診断データ」を参照してください。
Surface 製品の診断データの使用方法
Surface に関 する必須の診断データは、次の方法で使用します。
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基本的なエラー情報は、デバイスで発生している問題が Surface のドライバーとファームウェアの更新プロセスで対処できるかどうかを判断するために使用されます。
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デバイスにインストールされているアプリケーションとドライバーを含むデバイス、その設定、機能に関する情報は、デバイスが次のオペレーティング システムまたはアプリのリリースに対応していて、更新の準備ができているかどうかを確認するために使用されます。
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特定のハードウェア、システム、ソフトウェアの組み合わせに基づいて問題を分析し、特定または限定された一連のデバイスのどこで問題が発生しているかを特定する。
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アプリまたはプロセスでパフォーマンスの問題が発生するかどうか (アプリのクラッシュやハングなど) と、デバイスにクラッシュ ダンプ ファイルが作成されたタイミングを判断します。 (注: クラッシュ ダンプ自体は、追加のアクセス許可なしで収集されません)。
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診断送信システム自体の有効性を理解し、問題を修正する。
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デバイス、周辺機器、設定 (およびその構成) に関する情報は、ほとんどの Surface 顧客に最も良い影響を与える改善点を決定することで、製品の改善に優先順位を付けるために使用されます。
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Surface デバイスを最新の状態に保ち、セキュリティで保護するコンテキストで製品の改善を行い、次の領域の改善を行います。アクセシビリティ;信頼性;パフォーマンス;既存の Surface 機能を強化する。アプリ、ドライバー、およびその他のユーティリティの互換性。プライバシー;エネルギー効率の向上に取り組んでいます。
Surface に関する オプション の診断データは、次の方法で使用します。
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アプリ アクティビティに関する情報は、問題を引き起こしたアプリでユーザーが何を行っていたかを、Surface デバイスで実行されている他のアプリやプロセスの影響について学習する内容と組み合わせて理解するために使用されます。
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Surface デバイスの特性と構成がデバイスの正常性 (バッテリ寿命など) に与える影響に関する情報は、Surface デバイスのパフォーマンスを向上させる変更を分析および行うために使用されます。
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拡張エラー報告およびクラッシュ ダンプに含まれる情報は、エラーまたはクラッシュが発生した特定の条件に関連するデータをよりよく理解するために使用されます。
必要な診断データとオプションの診断データの両方を使用して問題のトラブルシューティングを行い、Surface および関連する製品とサービスを信頼性とセキュリティで保護します。 Microsoft では、オプションの診断データの送信を選択したときに収集された追加データを使用して、問題をより迅速に特定して修正します。 オプションの診断データを使用して、Surface やその他の Microsoft 製品やサービスをさらに有意義に改善することもできます。
オプションの診断データ設定を選択する
オプションの診断データを収集して Microsoft に送信するかどうかを変更する場合は、Surface アプリを使用できます。
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[ スタート] を選択し、 Surface を検索し、結果の一覧からアプリを選択します。
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Surface アプリの [ データ収集] で、[ オプションの診断データの送信] トグルをオンまたはオフにします。
注:
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Surface アプリをインストールしていない場合は、 Microsoft Store から Surface アプリをダウンロードできます。 ダウンロードしてインストールしたら、[ スタート] を選択し、 Surface を検索し、結果の一覧からアプリを選択します。
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デバイスがorganizationによって管理されている場合、[オプションの診断データの送信] トグルは Surface アプリでは使用できません。 必要な診断データは引き続き Microsoft に送信されます。