現象
次のような状況で問題が発生します。
-
アイテム保持ポリシーは、2010 年のプライマリ メールボックスMicrosoft Exchange Server適用します。 このポリシーは、メッセージをアーカイブ メールボックスに移動します。
-
メールボックスに対してアイテム保持ポリシーを手動で実行するか、アイテム保持ポリシーによってメールボックスが自動的に処理されます。 保持期間に達したメッセージは、アーカイブ メールボックスに移動されます。
このシナリオでは、保持期間に達するまで、アーカイブされたアイテムのコピーは、プライマリ メールボックスの [回復可能なアイテム] フォルダーの [削除] サブフォルダーに残ります。
注意 プライマリ メールボックスの [回復可能なアイテム] フォルダーの [削除] サブフォルダーを表示するには、Microsoft Outlook および Outlook Web App で [削除済みアイテムの回復] ツールを使用します。
原因
この問題は、アイテムがアーカイブ メールボックスに自動的に移動された場合に、管理フォルダー アシスタントがプライマリ メールボックスの [削除] サブフォルダーにアイテムをコピーするために発生します。
解決方法
この問題を解決するには、次の更新プログラム ロールアップをインストールします。
2785908 Exchange Server 2010 Service Pack 2 用更新プログラム ロールアップ 5 バージョン 2 の説明
状態
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細情報
回復可能なアイテム フォルダーの詳細については、次の Microsoft Web サイトを参照してください。
回復可能なアイテム フォルダーに関する一般的な情報保持タグと保持ポリシーの詳細については、次の Microsoft Web サイトを参照してください。
保持タグと保持ポリシーについて管理フォルダー アシスタントの詳細については、次の Microsoft Web サイトを参照してください。
管理フォルダー アシスタントを構成するStart-ManagedFolderAssistant コマンドレットの詳細については、次の Microsoft Web サイトを参照してください。
Start-ManagedFolderAssistant コマンドレットに関する一般的Start-ManagedFolderAssistant情報MFCMAPI の詳細については、次の Web サイトを参照してください。