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使用中のハードウェアに関する問題がこの資料で説明されていない場合、下記のマイクロソフト Web サイトで、その他のハードウェアについての資料を参照してください。

http://support.microsoft.com/default.aspx/w98?sid=460重要 : この資料には、レジストリの編集に関する情報が含まれています。レジストリを編集する前に、問題が発生した場合に備えて、レジストリをバックアップし、復元方法を理解しておいてください。レジストリのバックアップ、復元、および編集方法の詳細については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。

256986 Description of the Microsoft Windows Registry

現象

以下の現象のいずれかが発生することがあります。

  • 新しいダイヤルアップ ネットワーク接続を作成しようとした場合、またはダイヤルアップ ネットワーク フォルダにある接続を開こうとした場合、新しいモデムのインストール ウィザードでモデムを選択できないことがある。

  • [ダイヤルアップ ネットワーク] を開くと、モデムをインストールするように求められる。

  • デバイス マネージャを参照すると、現在インストールされているモデムのプロパティに以下のデバイスの状態が表示される。

    このデバイスは正常に動作しています。

コントロール パネルのモデム ツールを開き、[診断] タブの [詳細情報] をクリックしても、エラー メッセージは表示されません。

原因

この現象は、TAPI コンポーネントのいずれかが破損しているか見つからない場合、またはレジストリでサード パーティ製のテレフォニー ドライバが参照されていて、そのドライバが破損しているか Windows と互換性がない場合に発生する可能性があります。

解決方法

この問題を解決するには、それぞれの方法の手順に従います。各方法の最後に、問題が解決したかどうかをテストしてください。

方法 1 : サード パーティ製のテレフォニー ドライバをチェックする


警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

レジストリ エディタを使用して、次のレジストリ キーにある ProviderFilename0 の値を確認します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Telephony\Providers
注 : ProviderFilename0 値のデフォルトの値のデータは TSP3216L.TSP です。値のデータが TSP3216L.TSP ではない場合、Providers レジストリ キーをエクスポートし、値のデータを TSP3216L.TSP に変更します。

方法 2 : 破損した Telephon.ini ファイルを確認する


  1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をポイントして、[ファイルやフォルダ] をクリックします。

  2. [名前] ボックスで、telephon.ini tapiini.exeと入力し、[探す場所] ボックスでプライマリ ディスクをクリックした後、[検索開始] をクリックします。

  3. Telephon.ini ファイルを右クリックし、[削除] をクリックします。

  4. 新しい Telephon.ini ファイルを作成するには、Tapiini.exe file をダブルクリックします。

    関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。

    120221 How to Rebuild the Telephon.ini File

    120221 Telephon.ini ファイルを再構築する方法

方法 3 : 破損した TAPI コンポーネントをチェックする


  1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をポイントして、[ファイルやフォルダ] をクリックします。

  2. [名前] ボックスで、tapiini.exe tapi.dll tapiui.dll tapisrv.exe tapiupr.exe tapi16.exe remotesp.tsp tsp3216l.tsp tsp3216s.dll tlocmgr.exe telephon.cpl tcmsetup.exe tapi.inf と入力し、[探す場所] ボックスでプライマリ ディスクをクリックした後、[検索開始] をクリックします。

  3. 見つかった各ファイルを右クリックし、[名前の変更] をクリックします。各ファイルのファイル拡張子を .old に変更します。

    注 : MS-DOS モードの際に名前を変更する必要のある TAPI ファイルが 1 つあります。

  4. [スタート] ボタンをクリックし、[Windows の終了] をクリックします。[MS-DOS モードで再起動する] をクリックして、[OK] をクリックします。

  5. C:\Windows プロンプトで次のコマンドを入力し、1 行入力するごとに Enter キーを押します。

    cd system

    ren tapi32.dll tapi32.old

    exit

  6. [スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「sfc.exe」と入力し、[OK] をクリックします。

  7. システム ファイル チェッカー ツールで、[インストール ディスクからファイルを 1 つ抽出する] をクリックします。

  8. [復元するシステム ファイルを指定してください] ボックスで
    tapi32.dll と入力し、[開始] をクリックします。

  9. [復元元] ボックスで、Windows がインストールされたドライブをクリックします。

  10. [ファイルの保存先] ボックスに c:\windows\systemと入力して [OK] をクリックします。下の各ファイルについて、手順 6 から 9 を繰り返します。

    注 : 以下のファイルのうち、Tapi.inf ファイルだけは C:\Windows\System フォルダにはありません。このファイルを抽出する際は、[ファイルの保存先] ボックスを「c:\windows\inf」に変更してください。

    Tapi.inf

    Tapiini.exe

    Tapi.dll

    Tapiui.dll

    Tapisrv.exe

    Tapiupr.exe

    Tapi16.exe

    Remotesp.tsp

    Tsp3216l.tsp

    Tsp3216s.dll

    Tlocmgr.exe

    Telephon.cpl

    Tcmsetup.exe

  11. コンピュータを再起動します。

注 : 破損したモデム ドライバまたは間違ったモデム ドライバにより、この問題が発生する場合もあります。問題が解決しない場合は、デバイス マネージャからモデムの削除と再インストールを行ってください。再インストールには、最新のモデム ドライバを使用してください。

関連情報

SRX000914602787

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID
254332 (最終更新日 2002-06-12) を基に作成したものです。

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