ネットワーク経由でデータベースを共有すると、Microsoft Access は設定された間隔で情報を更新します。 最新のデータを表示するには、[データシート] ビューまたは [フォーム] ビューからレコードを更新し、[ホーム] タブの [すべて更新] >[更新] をクリックします。 更新プロセスでは、データシートまたはフォーム内の既存のデータが更新され、レコードの並べ替え、新しいレコードの表示、または指定した条件を満たさなくなった削除されたレコードの削除は行われません。 より具体的な更新または完全な更新を行う場合は、マクロを使用してデータを再クエリします。
注: レコードセットのサイズによっては、再クエリ プロセスに時間がかかる場合があります。
目的に合ったトピックをクリックしてください
最新のデータに更新
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次のいずれかの操作を行います。
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データシートまたはフォーム ビューのレコードを更新するには、[ ホーム ] タブの [ レコード ] グループで [ すべて更新] をクリックし、[ 更新] をクリックします。
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ピボットテーブル ビューまたはピボットグラフ ビューのレコードを更新するには、[ デザイン ] タブの [ データ ] グループで [ ピボットの更新] をクリックします。
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Shift キーを押しながら F9 キーを押します。
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更新間隔を設定する
Access がデータを更新する間隔を設定できます。 既定では、Access は 60 秒ごとにデータを更新します。
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Office ボタンをクリックします。 Outspace が表示されます。
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Outspace の左側のウィンドウで、[ オプション] をクリックします。
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[ アクセス オプション] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウで、[ 詳細設定] をクリックします。
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右側のウィンドウの [ 詳細設定] で、[ 更新間隔 (秒)] の値を指定します。
マクロを使用してデータを再クエリする
イベントが発生したときにデータを自動的に再クエリする場合は、マクロを作成してイベントにアタッチできます。 たとえば、フォームが フォーカスを受け取るたびに、フォーム内のデータを再クエリするとします。 この場合、次の手順を使用して、マクロを作成してフォームの [フォーカス取得後] イベントに添付できます。
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[作成] タブの [その他] グループで、[マクロ] をクリックします。 このコマンドを使用できない場合は、[モジュール] または [クラス モジュール] ボタンの下にある矢印をクリックして、[マクロ] をクリックします。
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緑色のプラス記号 (+) の横にあるボックスの矢印をクリックし、[ 再クエリ] をクリックします。
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名前 Requery を使用してマクロを保存し、マクロ ビルダーを閉じます。
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目的のフォームをデザイン ビューで開きます。 プロパティ シートが表示されない場合は、F4 キーを押して表示します。
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フォーム自体が選択されていることを確認します。 次に、プロパティ シートの [ イベント ] タブをクリックします。
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[イベント] タブで、[フォーカス取得後] プロパティ内の矢印をクリックし、 マクロ名の [再クエリ] をクリックします。
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フォームを保存します。
コードを使用してデータを再クエリする
コードを使用して、データを自動的に再クエリすることもできます。 フォームがフォーカスを受け取るたびに、フォーム内のデータを再クエリするとします。 次の手順を使用して、モジュールを作成し、フォームの On Got Focus イベントに添付できます。
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デザイン ビューで目的のフォームを開きます。 プロパティ シートが表示されない場合は、F4 キーを押して表示します。
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フォーム自体が選択されていることを確認します。 次に、プロパティ シートの [ イベント ] タブをクリックします。
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[ イベント ] タブの [On Got Focus]\(フォーカスのオン\ ) プロパティで、[ ビルド ] ボタンをクリック 。
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[ ビルダーの選択 ] ダイアログ ボックスで、[ コード ビルダー] をクリックします。
Visual Basic エディターに新しいモジュールが開きます。
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「Me.Requery」と入力し、Visual Basic エディターを閉じます。
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フォームを保存します。
Access Web アプリでデータを再クエリする
アクセス Web アプリ クエリは、サーバー上で実行されます。 RequeryRecords マクロを使用して、Access Web アプリ内のデータを再クエリします。 このマクロを使うには、最新のレコードセットが必要です。
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目的のフォームを開き、[アクション] をクリックして、[レコード移動時] をクリックします。
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[アクション カタログ] で、[RequeryRecords] をクリックします。 空白のままにして Where=を選択した場合、結果に対して追加のフィルター処理は実行されません。 OrderBy= を空白のままにしても、特定の並べ替えは実行されません。
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フォームを保存します。