現象
タスクの期間、作業、およびリソースの割り当てが相互にリンクされます。 タスクに リソース を割り当てると、 Project は、これらのリソースを使用してタスクの完了にかかる時間を計算します。 複数のリソースを同時に割り当てると、 期間 が元の見積もりから変更されることはありません。 ただし、 割り当てが既にあるタスクのリソースの数を変更した場合、 Project これらのリソースにかかる時間が計算され、タスクの種類に基づいてタスクの期間の値または作業値のいずれかが減少または増加します。 これは 残存作業時間を優先するスケジュール方法と呼ばれます。
たとえば、4 日間の期間を持つタスクが 2 つのリソースに割り当てられている場合、期間は 4 日間であり、各リソースは 4 日間タスクで作業するように割り当てられます。 ただし、2 つのリソースを追加で割り当てると、その期間は 2 倍のリソースで半分の長さになると予想されるため、期間は 2 日に減少します。
リソースが既に割り当てられ、作業主導のスケジューリングを使用する固定期間タスクに追加のリソースを割り当てると、作業の値 Project 調整されます。 タスクに指定した時間がかかる必要があり、そのタスクに別のリソースを追加すると、各リソースに割り当てられる作業時間の合計が少なくなります。
タスクの種類の動作については、次の表を参照してください。
タスクの種類 |
単位数を変更した場合 |
期間を変更した場合 |
作業時間を変更した場合 |
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単位数固定 |
期間が再計算されます |
作業時間が再計算されます |
期間が再計算されます |
作業時間固定 |
期間が再計算されます |
単位数が再計算されます |
期間が再計算されます |
期間固定 |
作業時間が再計算されます |
作業時間が再計算されます |
単位数が再計算されます |
解決策
期間を以前の値にリセットする
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変更するタスクを選択します。
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[ リソース ] タブで、[ リソースの割り当て] を選択します。
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[ リソース名] 列で、最初に割り当てられたリソースに追加したリソースを選択し、[削除] を選択 します。
個々のタスクの作業主導のスケジュールをオフにする
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変更するタスクを選択します。
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[ タスク ] タブで、[ 情報] を選択します。
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[詳細設定] タブで、[作業主導のチェック] ボックスをオフにします。
すべての新しいタスクの作業主導のスケジュールをオフにする
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[ ファイル > オプション] > [スケジュール] を選択します。
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[新しいタスクは作業主導チェック] ボックスをオフにします。