新しい空のデータベースを作成すると、データベース ファイルに名前を付けるよう求められます。 既定では、ファイルには ".accdb" 拡張子が与えられます。これは、バージョンの Access .accdb ファイル形式で作成され、以前のバージョンの Access では読み取りできません。
Access 2000 形式または Access 2002-2003 形式 (両方とも拡張子 ".mdb") でファイルを作成できます。 次に、新しいデータベース ファイルを作成すると、結果のファイルが以前の Access 形式で作成され、そのバージョンの Access を使用する他のユーザーと共有できます。 これは、新しいバージョンにアップグレードしたが、ファイルを共有していない他のユーザーとファイルを共有する場合に役立ちます。
既定のファイル形式を変更するには
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[ファイル] タブをクリックします。
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[オプション] をクリックします。
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[Access のオプション] ダイアログ ボックスで、[全般] をクリックします。
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[データベースの作成] の [空のデータベースの既定のファイル形式] ボックスで、既定とするファイル形式を選びます。
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[OK] をクリックします。
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[ファイル]、[新規] の順にクリックします。
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新しいファイルを作成するには、ファイル名を入力し、拡張子は変えずに [作成] をクリックします。 この時点でファイルを作成しない場合は、[キャンセル] をクリックします。
データベースの形式の変換
既存のデータベースを別の形式に変換する場合は、[データベースに名前を付けて保存] コマンドから形式を選ぶことができます。 このコマンドを使うと、元の形式のデータベースは変えずに、指定する形式でデータベースのコピーが作成されます。 これで、希望するバージョンの Access でデータベースのコピーを開くことができます。
注: 元のデータベースが ".accdb" ファイル形式で、複雑なデータ、オフライン データ、または添付ファイルが含まれている場合、Access 2000 や Access 2002-2003 などの以前の形式でコピーを保存することはできません。
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開いていない場合は、変換するデータベースを開きます。
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[ ファイル ] > [名前を付けて保存] > [名前を付けてデータベースを保存] をクリックします。
注: 別の形式で保存しようとしたときにデータベース オブジェクトが開いている場合は、コピーを作成する前にオブジェクトを閉じる必要があります。 [ はい ] をクリックしてオブジェクトを閉じるか (必要に応じて変更を保存するように求められます)、[ いいえ ] をクリックしてプロセス全体を取り消します。
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[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスの [ファイル名] ボックスで、データベースのコピーのファイル名を入力します。
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[保存] をクリックします。 Access でデータベースのコピーが作成され、表示されます。