[最大使用数] フィールドには、リソースが割り当てに対して同時に作業できる最大のパーセント値または単位数が表示されます。
たとえば、Joe がタスク A に 100% 割り当てられているとします。正社員として、Joe は 8 時間働いています。 つまり、Joe はタスク A で毎日 8 時間のうち 100% を費やす必要があります。その 100% は Joe の 割り当て単位 の値です。 ジョーがタスクAを完了するはずの金曜日に、彼はそれに余分な数時間を費やし、物事をまとめようとします。 彼は月曜日から木曜日まで8時間働きました(毎日の時間の100%)が、金曜日に10時間の日(彼が働く予定だった時間の125%)を働きました。 [ピーク] フィールドには 125% が反映されます。
最大使用数は、プロジェクトのリソース要件を見るときに確認する値で、組織全体について確認する場合にも役に立ちます。 あるリソースの [最大使用数] の値が、常に個人の [割り当て単位数] の値より多いような場合は、そのリソースがプロジェクトにどのような成果をもたらしているのかを確認する価値があります。 より多くの人をサポート要員として割り当てるか、その仕事により適任のだれか別の人にリソースを交代することが必要になる場合もあります。
注: ピークは [割り当て単位] フィールドにも反映されませんか? この場合の答えは「いいえ」です。 Project 2010 より前のバージョンでは、[割り当て単位数] フィールドは、プロジェクトのタスクに割り当てられたリソースの時間がどのくらいかを示すのに使用されていました。 また、このフィールドは、リソースがタスクの作業をしていたときのそれぞれの時点での最大値を反映するよう、プロジェクトの進捗に合わせて更新もされていました。 その結果、スケジュールの問題が発生したため、[割り当て単位数] フィールドは、実際の作業がプロジェクトに追加されても、同じ値を維持するよう調整されていました。 [最大使用数] フィールドは、割り当ての最大単位数を示すもので、割り当て超過量を特定するのに使用できます。
データ型 パーセンテージ/数値
エントリの種類 Null フィールド
使用のポイント タスクの個々の割り当てに対応する [ピーク] フィールドを表示する場合は、[タスク配分状況] ビューのテーブル部分に [ピーク] タスク フィールドを追加します。
使用例 タスク割り当てのピーク リソース割り当てを確認しています。 [ピーク] フィールドを [タスク配分状況] ビューに追加します。 タスク名自体の横にある [ピーク] フィールドに情報は表示されません。 ただし、タスクの割り当てのピーク値は、各タスク名の下の [ピーク割り当て] フィールドに表示されます。 "座標トレード ショー" タスクでは、Jamie のピーク割り当ては 125%、Chris のピーク割り当ては 50% であることがわかります。
解説 [ピーク] フィールドはガント チャートなどのタスク シートに追加できますが、フィールドにデータは表示されません。 これは null フィールドで、タスク配分状況ビューの [ピーク割り当て] フィールドにコンテキストを与えるために提供されます。