現象
ユーザーがオンラインモードでOutlook を使用してメッセージの下書きを作成し、下書きを長時間 (たとえば、複数分) 開いたままにすることを想定しています。ユーザーが最終的にメッセージを送信すると、次のエラー メッセージが表示されます。
メッセージが変更されたため、関数を実行できません。
原因
Outlook の自動保存機能が原因で競合が発生しました。保存イベントは、Outlook クライアントがメッセージを開いたまま、メッセージを変更しているサーバー上のエージェントをトリガーします。競合を減らすために、Outlook の [下書き] フォルダーに保存されているアイテムにFORCE_SAVE フラグが追加され、このシナリオでアイテムを正常に送信できます。
解決方法
この問題を解決するには、Exchange Server 2016 の累積的な更新プログラム 15またはそれ以降の累積的な更新プログラムをインストールします。