現象
次のような状況で問題が発生します。
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Microsoft Exchange は、Exchange サービスのスタートアップの種類を追跡するために、サービス状態.xmlファイル (exchangeInstallState.xml) を作成します。
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Exchange セットアップでは、インストール中にサービスのスタートアップの種類が [無効] に変更され、.xml ファイル内の同じ値が更新されます。
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インストールの終了時に、サービスのスタートアップの種類が元の状態に戻され、サービスが正常に開始されます。
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インストール中にセットアップが失敗した場合、サービスのスタートアップの種類は [無効] に設定されたままです。
このシナリオでは、問題を解決した後にセットアップ プロセスを再開すると、セットアップが失敗し、"MS Exchange Service ホスト サービスを開始できませんでした" というエラー メッセージが返されます。 これは、サービスが無効状態であるために発生します。
解決方法
この問題を解決するには、Exchange Server 2019 の累積的な更新プログラム13 以降をインストールします。