適用対象
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                   BoundObjectFrame オブジェクト  | 
                
                   ObjectFrame オブジェクト  | 
              
| 
                   CheckBox オブジェクト  | 
                
                   OptionButton オブジェクト  | 
              
| 
                   ComboBox オブジェクト  | 
                
                   OptionGroup オブジェクト  | 
              
| 
                   CommandButton オブジェクト  | 
                
                   SubForm オブジェクト  | 
              
| 
                   CustomControl オブジェクト  | 
                
                   TextBox オブジェクト  | 
              
| 
                   ListBox オブジェクト  | 
                
                   ToggleButton オブジェクト  | 
              
「適用対象」の一覧にあるいずれかのオブジェクトの [プロパティ] ウィンドウの [フォーカス取得時] ボックスの値を設定または取得することができます。 文字列型の値の読み取り/書き込みが可能です。
expression.OnEnter
expression 必ず指定します。 [適用先] リスト内のいずれかのオブジェクトを返す式。
解説
このプロパティは、イベントが発生したときの Microsoft Office Access 2007 の動作をプログラムで変更する場合に役立ちます。 たとえば、イベントの発生状況に応じて、次のイベントまでの間に式のパラメーターを変更したり、イベント プロシージャから式またはマクロに切り替えたりすることができます。
Enter イベントは、コントロールが同じフォームのコントロールからフォーカスを実際に取得する前に発生します。
OnEnter 値は、[ビルダーの選択] ウィンドウ (オブジェクトのプロパティ シートで [フォーカス取得時] ボックスの横にある [ビルド] ボタンをクリックすると表示される) での設定に応じて、次のいずれかの値になります。
- 
              
式ビルダーが選択されている場合、値は "=expression" になります。ここで、expression は、[式ビルダー] ウィンドウで設定した式です。
 - 
              
マクロ ビルダーが選択されている場合、値はマクロ名になります。
 - 
              
コード ビルダーが選択されている場合、値は "[イベント プロシージャ]" になります。
 
[フォーカス取得時] ボックスが空白の場合、プロパティの値は空の文字列になります。
例
次の例では、"受注入力" フォームの "OK" という名前のボタンに対して Enter イベントとマクロ "Enter_Macro" が関連付けられます。
Forms("Order Entry").Controls("OK").OnEnter = "Enter_Macro"