Access デスクトップ データベースで ”ShowToolbar/ツールバーの表示” マクロ アクションを使って、[アドイン] タブのコマンド グループを表示または非表示にすることができます。
注: ”ShowToolbar/ツールバーの表示” アクションはショートカット メニューには影響しません。
注: このアクションは、データベースが信頼されていない場合は許可されません。
設定
”ShowToolbar/ツールバーの表示” マクロ アクションには次の引数があります。
アクションの引数 |
説明 |
ツールバー名 |
[アドイン] タブの、表示または非表示にするコマンド グループの名前です。 マクロ デザイン ウィンドウの [アクションの引数] セクションにある [ツールバー名] ボックスには、このセクションに影響を受ける可能性があるすべての使用可能なグループが表示されます。 これは必須の引数です。 ライブラリ データベースで ”ShowToolbar/ツールバーの表示” マクロ アクションが含まれたマクロを実行すると、Access では最初にライブラリ データベースでこの名前のグループが検索され、次に現在のデータベースで検索されます。 |
Show/表示 |
グループを表示または非表示にするかと、どのビューでグループを表示または非表示にするかを指定します。 既定値は [する] (常にグループを表示する) です。 グループを常に表示する場合は [する] を選びます。適切なフォームまたはレポートがアクティブになっている場合にのみ、グループを表示する場合は [通常] を選びます。常にグループを表示しない場合は [しない] を選びます。 |
解説
マクロ内で条件式と共にこのアクションを使い、一定の条件に従ってグループを表示または非表示にすることができます。
1 つのフォームまたはレポートのみで特定のグループを表示する場合は、フォームまたはレポートの OnActivate プロパティーを ”ShowToolbar/ツールバーの表示” マクロ アクションを含むマクロの名前に設定してグループを表示します。 次に、フォームまたはレポートの OnDeactivate プロパティーを ”ShowToolbar/ツールバーの表示” マクロ アクションを含むマクロの名前に設定してグループを非表示にします。
Visual Basic for Applications (VBA) モジュールで AllowBuiltInToolbars プロパティーを [False] (0) に設定した場合、または VBA で SetOption メソッドを使って [組み込みツール バー] オプションを [False] に設定した場合は、このアクションを使って表示/非表示を切り替える際に組み込みツール バーを使うことはできません。
VBA モジュールで ”ShowToolbar/ツールバーの表示” アクションを実行するには、DoCmd オブジェクトの ”ShowToolbar/ツールバーの表示” メソッドを使います。