適用対象
BoundObjectFrame オブジェクト |
Image オブジェクト |
OptionButton オブジェクト |
Report オブジェクト |
CheckBox オブジェクト |
Label オブジェクト |
OptionGroup オブジェクト |
SubForm オブジェクト |
ComboBox オブジェクト |
Line オブジェクト |
Page オブジェクト |
TabControl オブジェクト |
CommandButton オブジェクト |
ListBox オブジェクト |
PageBreak オブジェクト |
TextBox オブジェクト |
CustomControl オブジェクト |
ObjectFrame オブジェクト |
Rectangle オブジェクト |
ToggleButton オブジェクト |
Top プロパティを使用して、フォームまたはレポート上のオブジェクトの位置を指定します。 読み取り専用の Long である Report オブジェクトを除き、"適用対象" の一覧にあるすべてのオブジェクトの整数型の読み取り/書き込みが可能です。
expression 必ず指定します。 上記のオブジェクトのいずれかを返す式。
解説
コントロールの位置は、そのコントロールの左側境界線または上側境界線から、そのコントロールが配置されているセクションの左端または上端までの距離で表されます。 Top プロパティを 0 に設定すると、コントロールの端がセクションの上端になるように配置されます。 Windows のコントロール パネルの [地域のオプション] ダイアログ ボックスでの設定と異なる長さの単位を使用するには、cm やインチなどの単位を指定します (3 cm や 2 インチなど)。
Visual Basic でこのプロパティを設定するには、数値式を使います。 値は twips 単位で表現されます。
コントロールの場合は、コントロールのプロパティ シート、マクロ、または Visual Basic for Applications (VBA) コードを使用して、このプロパティを設定することができます。
コントロールを移動すると、新しい Top プロパティの設定値がプロパティ シートに自動的に入力されます。 フォームまたはレポートを印刷プレビューで表示するとき、またはフォームを印刷するときのコントロールの位置は、レポートの余白の設定値 ([ページ レイアウト] タブの [余白] をクリックすると設定可能) と Top プロパティの設定値に従って決定されます。
レポートの場合、Top プロパティの設定値は、現在のセクションがページの上端からどれくらい移動しているかを示します。 このプロパティの設定値は twips 単位で表現されます。 このプロパティを使用して、セクションの Format イベント プロシージャでセクションを印刷するページをどれくらい下げるかを指定できます。
例
次の使用例では、現在のレポートの Top プロパティの設定値をチェックしています。 その値が最小余白の設定値より小さい場合は、NextRecord プロパティおよび PrintSection プロパティが False に設定されます。 セクションは次のレコードの処理に進まず、次のセクションは印刷されません。
Sub Detail1_Format(Cancel As Integer, _
FormatCount As Integer)
Const conTopMargin = 1880
' Don't advance to next record or print next section
' if Top property setting is less than 1880 twips.
If Me.Top < conTopMargin Then
Me.NextRecord = False
Me.PrintSection = False
End If
End Sub