現象
図形またはテキスト ボックスへの文章の入力を開始し、空白、改行、ピリオド、またはセミコロンを挿入すると、その文 (または行) の最初の単語の先頭の文字が Microsoft Visio により自動的に大文字に変換されます。
原因
この現象は、オートコレクト機能の [文の先頭文字を大文字にする] チェック ボックスがオンになっている場合に発生します。オートコレクトとは、ユーザーの入力中に自動的に修正および書式設定を行う機能です。
たとえば、[2 文字目を小文字にする] チェック ボックスがオンになっているとき、語の最初の 2 文字を誤って大文字にした場合、2 文字目が大文字から小文字に自動的に修正されます。 デフォルトでは [文の先頭文字を大文字にする] がオンになっています。このチェック ボックスがオンの場合、ピリオド、改行、またはセミコロンの後ろにくる単語の先頭の文字、あるいはリストやテーブル列内の単語の先頭の文字が自動的に大文字になります。解決方法
オートコレクト機能により、自動的に単語を大文字に変換する必要がない場合は、次のいずれかの方法に従います。
方法 1: 文の先頭文字を大文字にする機能をオフにする
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[ツール] メニューの [オートコレクトのオプション] をクリックします。
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[オートコレクト] タブをクリックします。
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[文の先頭文字を大文字にする] チェック ボックスをオフにします。
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[OK] をクリックします。
方法 2: 元に戻す機能を使用する
オートコレクト機能により不要な変更が行われた場合は、[編集] メニューの [AutoCorrectを元に戻す] をクリックするか、Ctrl + Z キーを押します。
関連情報
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 290586 (最終更新日 2001-05-07) をもとに作成したものです。