適用先
Windows 10

現象

ワーク フォルダーがWindows 10内のファイルを同期すると、次のエラー メッセージが表示されます。

クラウド操作が無効です。  (0x8007017C)

このエラーは、次の条件が満たされた場合に発生します。

この問題は通常、ワーク フォルダーが新しいデバイスに設定されているか、複数のデバイスで構成されている場合に発生します。

原因

2020 年 12 月 8 日 — KB4592449 (OS ビルド 18362.1256 および 18363.1256) 更新プログラムには、ワーク フォルダーがサーバーからデバイスにファイルを同期できない原因となるアプリケーション プログラミング インターフェイス (API) の変更が含まれています。

解決策

この問題を解決するには、次のいずれかの更新プログラムをインストールします。

回避策

この問題を回避するには、次のいずれかの方法を使用して 、オンデマンド ファイル アクセス 機能を無効にします。

方法 1: ワーク フォルダー コントロール パネル アプレットを使用してオンデマンド ファイル アクセス機能を無効にする

続行するには、次の手順を実行します。

  1. [コントロール パネル] を開きます。

  2. [ システムとセキュリティ ]> [ワーク フォルダー] を選択します。

  3. [ オンデマンド ファイル アクセスを有効にする] チェック ボックスをオフにします。

ワーク フォルダー コントロール パネル アプレット

注: 

  • デバイスのディスク領域で十分であることを確認します。 機能が無効になっている場合、すべてのユーザーのファイルがワーク フォルダー サーバーからデバイスにダウンロードされます。

  • 新しいデバイスで問題が発生した場合は、サーバーからデバイスへの同期が完了した後に機能を再度有効にすることができます。

方法 2: グループ ポリシー設定を使用してオンデマンド ファイル アクセス機能を無効にする

続行するには、次の手順を実行します。

  1. グループ ポリシー管理コンソールを開きます。

  2. [ ユーザー構成 ] > [ 管理用テンプレート ] > [ Windows コンポーネント ] > [ ワーク フォルダー] > [ ワーク フォルダーの設定の指定] を選択します

  3. [オンデマンド ファイル アクセスの基本設定] [無効] に変更します。

ワーク フォルダー グループ ポリシー設定

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