Access デスクトップ データベースで "DeleteObject/オブジェクトの削除" アクションを使用すると、指定したデータベース オブジェクトを削除できます。
注: このアクションは、データベースが信頼されていない場合は許可されません。
注: "DeleteObject/オブジェクトの削除" マクロ アクションは、Access Web アプリでは利用できません。
設定
"DeleteObject/オブジェクトの削除" アクションには、次の引数があります。
アクションの引数 |
説明 |
オブジェクトの種類 |
削除するオブジェクトの種類。 マクロ ビルダーの [アクションの引数] セクションの [オブジェクトの種類] ボックスで、[テーブル]、[クエリ]、[フォーム]、[レポート]、[マクロ]、[モジュール]、[データ アクセス ページ]、[サーバー ビュー]、[ダイアグラム]、[ストアド プロシージャ]、または [関数] をクリックします。 ナビゲーション ウィンドウで選んだオブジェクトを削除するには、この引数を空白のままにします。 |
オブジェクト名 |
削除するオブジェクトの名前。 [オブジェクト名] ボックスには、[オブジェクトの種類] 引数で選んだ種類のデータベース内にあるすべてのオブジェクトが表示されます。 [オブジェクトの種類] ボックスを空白のままにする場合は、このボックスも空白のままにします。 ライブラリ データベース の "DeleteObject/オブジェクトの削除" アクションに定義されたマクロを実行すると、Access は最初にライブラリ データベースでこの名前のオブジェクトを検索し、次に現在のデータベースで検索します。 |
警告: [オブジェクトの種類] ボックスと [オブジェクト名] ボックスを空白のままにすると、"DeleteObject/オブジェクトの削除" アクションが実行されたときに、警告メッセージを表示せずにナビゲーション ウィンドウで選んだオブジェクトが削除されます。
解説
"DeleteObject/オブジェクトの削除" アクションを使用して、マクロの実行中に作成した一時的なオブジェクトを削除できます。 たとえば、"OpenQuery/クエリを開く" アクションを使用して、一時的なテーブルを作成するテーブル作成クエリを実行できます。 一時的なテーブルを使い終わったら、"DeleteObject/オブジェクトの削除" アクションを使用して削除できます。
このアクションは、ナビゲーション ウィンドウでオブジェクトを選んで Delete キーを押したとき、またはナビゲーション ウィンドウでオブジェクトを右クリックして [削除] をクリックしたときと同じ効果があります。
Visual Basic for Applications モジュールで "DeleteObject/オブジェクトの削除" アクションを実行するには、DoCmd オブジェクトの DeleteObject メソッドを使用できます。