Access デスクトップ データベースで DisplayHourglassPointer マクロ アクションを使用すると、マクロ の実行中に、マウス ポインターを砂時計 (別のアイコンを選択することもできます) のイメージに変更できます。 このマクロ アクションによって、マクロが実行中であることを視覚的に示すことができます。 マクロ アクションやマクロの実行に時間がかかる場合に使用すると便利です。
重要: Access 2010 より、Hourglass マクロ アクションの名前は DisplayHourglassPointer に変更されました。
注: DisplayHourglassPointer マクロ アクションは、Access の Web アプリでは利用できません。
設定
DisplayHourglassPointer マクロ アクションには次の引数があります。
アクションの引数 |
説明 |
Hourglass On |
[Hourglass On] ボックスで、アイコンを表示する場合は [はい]、通常のマウス ポインターを表示する場合は [いいえ] をクリックします。 既定値は [はい] です。 |
解説
多くの場合、Echo アクションでエコーをオフにしている場合に、このアクションを使用します。 エコーがオフになっていると、Access は、マクロの実行が終了するまで画面の更新を行いません。
マクロの実行が終了すると、Hourglass On 引数は自動的に [いいえ] に戻されます。
注:
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Microsoft Windows では、Windows コントロール パネルの [マウスのプロパティ] ダイアログ ボックスで [待ち状態] に設定されたアイコンが使用されます。
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必要に応じて別のアイコンを選択することができます。
Visual Basic for Applications (VBA) モジュールで DisplayHourglassPointer マクロ アクションを実行するには、DoCmd オブジェクトの Hourglass メソッドを使用します。