概要
この資料では、SQL Server データベースで定義されているアプリケーション ロールに関連付けられているアクセス許可を有効にする Microsoft サービスの分散リレーショナル データベース アーキテクチャ (DRDA) では、ソフトウェア更新プログラムについて説明します。
ソフトウェアの更新情報
製品の既定の動作を変更するサポート機能は、マイクロソフトのサポートからされています。ただし、この機能は、この資料に記載された動作のみを変更するものです。具体的に必要とするシステムにのみ適用します。
Host Integration Server 2013 の累積的な更新の 1でこの更新プログラムが含まれます。
更新プログラムを適用すると、sp_setapprole など、SQL Server システム ストアド プロシージャの呼び出しをサポートする DRDA の Microsoft のサービスが更新されます。Sp_setapprole など、SQL Server システム ストアド プロシージャを呼び出すことがあるパラメーターを持つ CALL 文を使用してリモートの SQL Server システムを呼び出す静的 SQL を使用する IBM メインフレームの COBOL プログラムを使用します。次の例には、2 つの必須パラメーターを渡すことによって、sp_setapprole ストアド プロシージャを呼び出す方法を示している COBOL コードが含まれています。
01 ROLENAM1 PIC の X(8) です。
01 PASSWD1 PIC の X(9) です。
'Approle1' に ROLENAM1 を移動します。
PASSWD1 'Password1' に移動します。
EXEC SQL
NWIND を呼び出します。SYS です。SP_SETAPPROLE
(:ROLENAM1,:PASSWD1)
最後に実行します。
詳細
SQL Server のアプリケーション ロールを使用して、特定のアクセス許可で実行するアプリケーションをできるようにします。アプリケーション ロールの詳細については、SQL Server 2012 ドキュメントにアプリケーション ロールを参照してください。Sp_setapproleストアド プロシージャを呼び出すことによって SQL Server のアプリケーション ロールを有効にします。
多くの場合、アプリケーション ロールに基づく、SQL Server データベース内のデータへのアクセスが有効です。DRDA のマイクロソフト サービスを通じて、 sp_setapproleストアド プロシージャを呼び出して、アプリケーションを使用しているお客様を使用するロールは、IBM DB2 データベースに統合されている場合に SQL Server データベースへのアクセスを管理します。
この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示または黙示にかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。