現象
添付ファイル フィルター エージェントを有効にされている Microsoft Exchange Server 2010 エッジ トランスポート サーバーを使用するいると仮定します。組織外のユーザーは、Microsoft Office ファイルの種類添付ファイルを含む、.docx、.xlsx、.xls などというように電子メール メッセージを送信します。この状況で、添付ファイルは電子メール メッセージを受信するときに予期せず削除されます。
原因
この問題は、エッジ トランスポートの添付ファイル フィルター エージェントが誤って添付ファイルを不正なファイルとして取り扱い、削除するために発生します。
解決策
この問題を解決するには、次の更新プログラムのロールアップをインストールします。
更新プログラム ロールアップ 1 の Exchange Server 2010 のサービス パック 3 の2803727の説明
回避策
この問題を回避するには、次の方法のいずれかを使用します。
方法 1
エッジ トランスポート サーバー上の添付ファイル フィルター エージェントを無効にするのには、次のコマンドレットを実行します。
Disable-TransportAgent -Identity "Attachment Filtering Agent"
方法 2
Edgetransport.exe.config ファイルには、エッジ トランスポート サーバーで特定の無効なファイルの種類添付ファイルを無視するキーを追加します。これを行うには、以下の手順を実行します。
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トランスポート サービスを停止します。
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EdgeTransport.exe.config ファイルを探します。既定では、このファイルは次のパスに沿って配置します。
C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V14\Bin\
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< AppSettings >要素の間で次のキーを追加し、 </appSettings > EdgeTransport.exe.config ファイルの要素。
<add key="AllowInvalidAttachment" value="true" />
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トランスポート サービスを再起動します。
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この問題が解決されたことを確認します。これを行うには、影響を受けるファイルの種類を含む添付ファイルと共に電子メール メッセージを送信します。更新されたエッジ トランスポート サーバーを使用して、この電子メール メッセージが正しく処理されることを確認します。
注: EdgeTransport.exe.config ファイルでは、 AllowInvalidZipInAttachmentFilterAgentキーは設定されても場合、は、