現象
次のような状況を考えます。
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IBM DB2 の SQL ステートメントを SQL Server に送信するのには、Microsoft のサービスの分散リレーショナル データベース アーキテクチャ (DRDA) を使用します。
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静的 SQL パッケージには、パラメーター化された SQL ステートメントが含まれます。
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SQL ステートメントに渡されるパラメーターのデータ値は、使用されるデータ型に対して無効な値です。
このシナリオでは、エラーが発生したときに実行される静的 SQL パッケージの名前は DRDA のログ ファイルを Microsoft サービスには書き込まれません。存在しない静的 SQL パッケージ名によって、DRDA の Microsoft サービスによって実行されている複数の SQL のパッケージがある場合に、どのパッケージが失敗したかを特定するのには困難になります。
解決策
累積的な更新プログラムの情報
Host Integration Server 2013 の累積的な更新プログラム 1でこの問題を解決する修正プログラムが含まれます。
状況
マイクロソフトは、この問題を「対象製品」セクションに記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細
累積的な更新プログラム 1 を適用した後 DRDA の Microsoft サービスは無効な SQL パラメーターのデータ値の処理中にエラーが発生したときにログ ・ ファイルに追加の詳細情報を書き込みます。追加の詳細には、SQL のパッケージ名と整合性トークンが含まれます。