現象
次のような状況で問題が発生します。
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Microsoft SQL Server 2014 では、Resource Governor を使用します。
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リソースプールを作成するには、既定値よりもかなり小さい値を CAP_CPU_PERCENT 引数として指定します。 たとえば、既定値は100で、20という値を指定します。
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指定したリソースプールを使用するワークロードグループを作成します。
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SQL Server のインスタンスに接続すると、接続は、指定されたワークロードグループを使用するように分類されます。
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接続を通じてクエリを実行します。
このシナリオでは、CPU 使用率が予想よりも高くなり、SQL Server でクエリを処理するときにパフォーマンスが低下します。
解決方法
この問題は、SQL Server の次の累積的な更新プログラムで最初に修正されました。
SQL Server 用の新しい累積更新プログラムには、以前の累積的な更新プログラムに含まれていたすべての修正プログラムとすべてのセキュリティ修正が含まれています。 SQL Server の最新の累積的な更新プログラムをダウンロードしてインストールすることをお勧めします。
状態
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。