現象
Linux で SQL Server 2017 を使用することを前提としています。 SQL Server の累積的な更新プログラムをインストールまたはアンインストールすると、一部のアップグレードまたはダウングレードスクリプト ( スクリプトの .dll ファイル内の sqlscriptupgrade .dll または sqlscriptupgrade) は期待どおりに実行されません。 そのため、データベーススキーマは適切にアップグレードまたはダウングレードされません。
注: この累積的 な更新プログラムをインストールすると、この更新プログラムのアップグレードスクリプトが実行されます。ただし、以前の累積的な更新プログラムも同じように動作します。そのため、この更新プログラムより前の累積的な更新プログラムは適用しないことをお勧めします。
解決方法
この修正プログラムは、SQL Server 2017 の 累積的な更新プログラム 4に含まれています。
SQL Server 2017 ビルドについて
SQL Server 2017 用の新しいビルドごとに、以前のビルドで行われたすべての修正プログラムとセキュリティの修正が含まれています。 SQL Server 2017 用の最新のビルドをインストールすることをお勧めします。
状態
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細情報
この更新プログラム以降、sql Server エージェントは、SQL Server と共に自動的にインストールされます。 Mssql-エージェントパッケージの個別のインストールは不要になりました (または可能)。 SQL Server エージェントは、既定では無効になっています。 有効にするには、次の構成コマンドを実行します。
mssql-conf は sqlagent を設定します。有効 true
エージェントを無効にするには、次を実行します。
mssql-conf は sqlagent を設定します。有効 false
または、環境変数 MSSQL_AGENT_ENABLED を True または False に設定して、エージェントを有効または無効にすることもできます。
注:新しい設定は、SQL Server が再起動されるまで有効になりません。
SQL Server の以前のバージョンをアップグレードする場合は、mssql/サーバーエージェントパッケージ (存在する場合) が自動的にアンインストールされ、SQL Server エージェントが有効になります。 更新中に SQL Server エージェントパッケージが存在しない場合、SQL Server エージェントは無効のままになります。
SQL Server エージェントが無効になっていると、その構成は削除されず、ジョブのジョブもそのまま残ります。 SQL Server エージェントを再度有効にすると、無効にする前と同じ状態になります。
参照情報
Microsoft でソフトウェアの更新について説明する 用語 について説明します。