改善
Microsoft SQL Server 2019 および 2017 のテーブルで変更の追跡が有効になっている場合、ベース テーブルで発生した変更を記録するサイド テーブルが作成されます。 ベース テーブルでデータ操作言語 (DML) ステートメントを実行すると、サイド テーブルにもデータが書き込まれます。
現在の実装では、ベース テーブルのロック エスカレーションを無効にしても、ポリシーは変更追跡側テーブルには適用されません。 これにより、サイド テーブルでブロックが発生します。 この機能強化により、ベース テーブルのロック エスカレーション ポリシーが変更追跡側テーブルにも適用されます。
注 ベース テーブルのロック エスカレーションの有効化と無効化は、変更追跡テーブルに反映されます。
解決方法
この機能強化は、SQL Serverの次の累積的な更新プログラムに含まれています。
SQL Serverの新しい累積的な更新プログラムには、前のビルドにあったすべての修正プログラムとセキュリティ修正プログラムが含まれています。 お使いのバージョンのSQL Serverに最新のビルドをインストールすることをお勧めします。
参考資料
Microsoft がソフトウェア 更新プログラムの説明に使用する用語について説明します。