Microsoft Business Solutions-Navision 4.0 および Microsoft Navision 4.0 は、Microsoft Dynamics NAV 4.0 の一部です。 Microsoft Business Solutions-Navisionまたは Microsoft Navision 4.0 へのすべての参照は、Microsoft Dynamics NAV に関連しています。
現象
Microsoft Dynamics NAV クライアントまたは Microsoft Dynamics NAV ネイティブ データベース サーバーにログオンしようとするときに、次のエラー メッセージが表示されます。
オペレーティング システムからエラーが返されました (183): ファイルが既に存在する場合、
ファイルを作成できません。
注意 エラー 183 は、標準的なオペレーティング システムのエラー メッセージです。
この問題は、次の製品で発生します。
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Microsoft Dynamics NAV 5.0 Service Pack 1
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Microsoft Dynamics NAV 5.0
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Microsoft Dynamics NAV 4.0 Service Pack 3
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Microsoft Dynamics NAV 4.0 Service Pack 2
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Microsoft Dynamics NAV 4.0 Service Pack 1
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Microsoft Dynamics NAV 4.0
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Microsoft Business Solutions-Navision 3.7
原因
この問題は、Microsoft Dynamics NAV の起動時に Microsoft Dynamics NAV によって一時ファイルが作成される場合に発生します。 ただし、次のいずれかの条件に当てはまる場合、一時ファイルを保存することはできません。
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ウイルス対策ソフトウェアまたはセキュリティ プログラムがデータベース ファイルで実行されています。
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バックアップ ソフトウェアは、Microsoft Dynamics NAV ネイティブ データベース サーバーと同時に実行されています。
解決策
この問題を解決するには、次の 1 つ以上の方法を使用します。
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Microsoft Dynamics NAV データベース サーバーを再起動します。
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データベース ファイルが存在するディレクトリで、ウイルス対策ソフトウェアもセキュリティ プログラムも実行されません。
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Microsoft Dynamics NAV Server サービスを停止します。 次に、Microsoft Dynamics NAV サーバーのインストール フォルダー内のすべての "_TEMP_.*" ファイルを削除します。 次に、Microsoft Dynamics NAV を再起動します。
注意 すべての .dmp ファイルが削除済みである必要があります。 -
Microsoft Dynamics NAV のインストール フォルダーおよび .zup ファイルが格納されているドキュメント設定フォルダーで、Microsoft Dynamics NAV ユーザーに完全読み取りアクセス許可と完全書き込みアクセス許可を付与します。
注意 Microsoft Dynamics NAV では、これらのフォルダーに一時ファイルが作成されます。
これらのフォルダー内の .zup ファイルとすべての "_TEMP_.*" ファイルを削除します。 次に、Microsoft Dynamics NAV を再起動します。