はじめに
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office の脆弱性を解決します。この脆弱性により、攻撃者が影響を受けるバージョンの Office 内で特別に細工された Microsoft Word ファイルを開くかプレビューするようにユーザーを誘導した場合に、リモートでコードが実行される可能性があります。
機能追加および修正
この更新プログラムを適用すると、次のセキュリティ以外の問題も修正されます。
次のような状況で問題が発生します。
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Microsoft SharePoint Server 2013 環境で Microsoft InfoPath フォームを作成し、ユーザー検索コントロールを追加します。
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SharePoint Server 2013 でフォームをフォーム ライブラリにパブリッシュします。
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Internet Explorer 11 を使用してフォームを開きます。
このとき、次の JavaScript エラー メッセージが表示されます。
Json は定義されていません。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3474469 (Office15)
概要
マイクロソフトはセキュリティ情報 MS15-022 を公開しました。このセキュリティ情報に含まれる修正プログラムの入手方法を参照してください。
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個人、中小企業、および組織のユーザーの場合は、Windows の自動更新機能を使用して Microsoft Update から修正プログラムをインストールしてください。これを行うには、Microsoft セーフティとセキュリティ センターの「」を参照してください。
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IT プロフェッショナルの場合は、セキュリティ TechCenter Web サイトの を参照してください。
このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法
更新プログラムのインストールに関するヘルプ:
IT プロフェッショナルのためのセキュリティ ソリューション:
ウイルスとマルウェアから Windows を搭載しているコンピューターを保護する:
国ごとのローカル サポート:
このセキュリティ更新プログラムの関連情報
注: すべての SharePoint サーバーおよび SharePoint サービス上にこのセキュリティ更新プログラムをインストールした後で、PSconfig ツールを実行してインストールを完了する必要があります。
ダウンロード情報
この更新プログラムは、からダウンロードできます。
このセキュリティ更新プログラムを適用するための必要条件
このセキュリティ更新プログラムを適用するには、コンピューター上に または がインストールされている必要があります。
再起動に関する情報
このセキュリティ更新プログラムのインストール後、コンピューターの再起動が必要になる場合があります。
一部のケースでは、この更新プログラムで再起動は不要です。必要なファイルが使用されている場合、この更新プログラムを適用すると再起動が必要になります。このような動作が発生した場合は、コンピューターの再起動を求めるメッセージが表示されます。
再起動の必要性を下げるには、このセキュリティ更新プログラムをインストールする前に、影響を受けるファイルを使用する可能性があるすべてのサービスを停止し、すべてのアプリケーションを閉じます。
「 」を参照してください。
アンインストール情報
このセキュリティ更新プログラムはアンインストールできません。
セキュリティ更新プログラムの置き換えに関する情報
このセキュリティ更新プログラムを適用しても、以前にリリースされた更新プログラムが置き換えられることはありません。
このセキュリティ更新プログラム (英語版) のファイル属性は次表のとおりです。ただし、これより新しい更新プログラムがリリースされている可能性もあります。これらのファイルの日付と時刻は世界協定時刻 (UTC) で記載されています。ファイル情報に表示される時刻は、ローカル時刻に変換されています。UTC とローカル時刻との時差を確認するには、コントロール パネルの [日付と時刻] の [タイム ゾーン] タブを使用してください。