概要
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft SharePoint の脆弱性を解決します。この脆弱性により、ユーザーが悪意のある Web サイトを参照すると、権限が昇格される可能性があります。これらの脆弱性の詳細については、 をご覧ください。
注: このセキュリティ更新プログラムを適用するには、コンピューター上にリリース版の がインストールされている必要があります。
影響を受ける Microsoft Office ソフトウェアのすべてのバージョンの一覧については、マイクロソフト サポート技術情報 をご覧ください。
機能追加および修正
このセキュリティ更新プログラムには、次のセキュリティ以外の問題についての機能追加と修正が含まれています。
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SharePoint Server 2013 でクラシック モード認証からクレームベース認証に移行すると、ドキュメントの "作成者" プロパティにアクセスできなくなり、"ユーザーが見つかりません" 例外メッセージが表示されます。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3512533 (Office15)
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リンクを含むコンテンツのクロールを開始すると、リンク数が原因でクロールが失敗します。失敗が数回繰り返されると、コンテンツが予期せず削除されます。この更新プログラムを適用すると、クロール時に索引に送信されるリンクの最大数を設定できます。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3513206 (Office15)
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SharePoint Server 2013 でホスト ヘッダー名付きサイト コレクションを復元すると、既定外ゾーンのサイト URL で、宛先 Web アプリケーションのサイト URL 構成が考慮されません。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3513533 (Office15)
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Visual Studio ワークフローを作成し、WaitForItemEvent アクティビティをアイテムに対して使用すると、アイテム ID が無視されます。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3513744 (Office15)
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スクリーン リーダーでドキュメント ライブラリのドキュメント タイプが読み取れません。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3513861 (Office15)
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"複数列"、"複数行"、または "テキスト" のフィールド種類を新しい SharePoint ページに挿入すると、余分な列が作成され、列内のテキストが不正にシフトされます。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3513976 (Office15)
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スクリーン リーダーで SharePoint Server 2013 の情報パネルを読み取ったり、アクセスしたりできません。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3514007 (Office15)
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ドキュメント セットの "ユーザーまたはグループ" フィールド用の既定値を定義できません。既定値は、新しいアイテムを作成するごとに表示されることが想定されます。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3514073 (Office15)
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SharePoint Server 2013 でクレーム マップ キャッシュがいっぱいになると、ユーザー エクスペリエンスの劣化を引き起こす競合状態が発生します。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3514123 (Office15)
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SharePoint グループをサイトから削除すると、SQL データベースがロックされることがあります。SQL データベースがロックされると、ファーム可用性の問題が発生します。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3514218 (Office15)
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SharePoint テーマをサブ サイトに適用し、その後にアプリケーションをサブ サイトに追加すると、テーマがアプリケーションに正しく適用されません。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3514351 (Office15)
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コンテンツ ソースのクロールを開始すると、mssearch.exe プロセスによって CPU 使用率が大幅に上昇します。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3514393 (Office15)
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複数のフィルターをサブタスクに適用すると、親タスクがフィルターにより除去され、表示されなくなります。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3515626 (Office15)
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SharePoint Server 発行機能が有効なサイトでページを作成し、ページ URL をプレビューすると、スペースの代わりにダッシュが URL に表示されます。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3515800 (Office15)
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ごみ箱のアイテムを削除すると、サイト コレクションの記憶域サイズが、元の値よりも減少します。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3515882 (Office15)
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一覧にはあるがドキュメント ライブラリにはないファイルをチェックインしようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。
指定されたオブジェクトはリストに含まれていません。
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3515959 (Office15)
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セキュリティ更新プログラム (MS16-004) を適用すると、カスタム リストでアイテムが表示されなくなり、次のエラー メッセージが表示されます。
TypeError: 未定義または NULL 参照のプロパティ 'replace' は取得できません
Microsoft Internal Support Information
BUG #: 3516354 (Office15)
更新プログラムを入手してインストールする方法
方法 1: Microsoft Update
この更新プログラムは、Microsoft Update から利用可能です。自動更新を有効にすると、この更新プログラムは自動的にダウンロードおよびインストールされます。セキュリティ更新プログラムを自動的に入手する方法の詳細については、この「」記事の「セキュリティ更新プログラムを自動的に入手」セクションを参照してください。
方法 2: Microsoft ダウンロード センター
Microsoft ダウンロード センターからスタンドアロンの更新プログラム パッケージを取得することができます。ダウンロード ページのインストール手順に従って、更新プログラムをインストールします。
詳細
セキュリティ更新プログラムの展開に関する情報
この更新プログラムの展開に関する情報については、サポート技術情報の記事 を参照してください。
セキュリティ更新プログラムの置き換えに関する情報
このセキュリティ更新プログラムは、以前にリリースされたセキュリティ更新プログラム に置き換わるものです。