概要
サービス拒否の脆弱性は、ローカル セキュリティ機関サブシステム サービス (LSASS) が認証要求を処理する方法に存在します。攻撃者はこの脆弱性を利用して標的のシステムの LSASS サービスでサービス拒否を発生させ、システムの自動再起動をトリガーする可能性があります。このセキュリティ更新プログラムは、特別に細工された認証要求を LSASS が処理する方法を変更することで、この脆弱性を解決します。
脆弱性の詳細については、「マイクロソフト セキュリティ情報 MS17-004」を参照してください。
詳細
重要:
-
この更新プログラムをインストールした後に言語パックをインストールした場合は、この更新プログラムを再インストールする必要があります。そのため、この更新プログラムをインストールする前に、必要な言語パックをすべてインストールすることをお勧めします。詳細については、「Windows への言語パックの追加」を参照してください。
このセキュリティ更新プログラムの関連情報
以下の資料では製品バージョン別に、このセキュリティ更新プログラムに関する追加情報が掲載されています。資料には、既知の問題に関する情報が掲載されている場合があります。
詳細
Windows Server 2008 (すべてのエディション)参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
サポートされているすべての 32 ビット版 Windows Server 2008: |
サポートされているすべての x64 ベース エディションの Windows Server 2008: |
|
サポートされているすべての Itanium ベース エディションの Windows Server 2008: |
|
インストール スイッチ |
「マイクロソフト サポート技術情報 934307」を参照してください。 |
再起動の必要性 |
このセキュリティ更新プログラムの適用後に、システムを再起動する必要があります。 |
アンインストール情報 |
WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル]、[セキュリティ] の順にクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイル情報 |
「マイクロソフト サポート技術情報 3216775」を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注 この更新プログラムは、そのインストールを検証するためのレジストリ キーを追加しません。 |
Windows 7 (すべてのエディション)参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
サポートされているすべてのエディションの Windows 7 (32 ビット版): |
サポートされているすべてのエディションの Windows 7 (32 ビット版): |
|
サポートされているすべての x64 ベース エディションの Windows 7: |
|
サポートされているすべての x64 ベース エディションの Windows 7: |
|
インストール スイッチ |
「マイクロソフト サポート技術情報 934307」を参照してください。 |
再起動の必要性 |
このセキュリティ更新プログラムの適用後に、システムを再起動する必要があります。 |
アンインストール情報 |
WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ] の順にクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイル情報 |
「マイクロソフト サポート技術情報 3212642」を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注 この更新プログラムは、そのインストールを検証するためのレジストリ キーを追加しません。 |
Windows Server 2008 R2 (すべてのエディション)参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
サポートされているすべての x64 ベース エディションの Windows Server 2008 R2: |
サポートされているすべての x64 ベース エディションの Windows Server 2008 R2: |
|
サポートされているすべての Itanium ベース エディションの Windows Server 2008 R2: |
|
サポートされているすべての Itanium ベース エディションの Windows Server 2008 R2: |
|
インストール スイッチ |
「マイクロソフト サポート技術情報 934307」を参照してください。 |
再起動の必要性 |
このセキュリティ更新プログラムの適用後に、システムを再起動する必要があります。 |
アンインストール情報 |
WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ] の順にクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイル情報 |
「マイクロソフト サポート技術情報 3212642」を参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注 この更新プログラムは、そのインストールを検証するためのレジストリ キーを追加しません。 |
更新プログラムのインストールのヘルプ: Windows Update サポート ページ
IT 専門家のためのセキュリティ ソリューション: セキュリティに関するトラブルシューティングとサポート
ウイルスとマルウェアから Windows を搭載しているコンピューターを保護する: ウイルスとセキュリティ サポート ページ
国ごとのローカル サポート: その他の地域のサポート