概要
このセキュリティ更新プログラムは、報告されたいくつかの Internet Explorer の脆弱性を解決します。 これらの中で最も深刻な脆弱性が悪用された場合、ユーザーが特別に細工された Web ページを Internet Explorer で表示すると、リモートでコードが実行される可能性があります。 これらの脆弱性の詳細については、マイクロソフト セキュリティ情報 MS17-006 を参照してください。 また、このセキュリティ更新プログラムには、Internet Explorer 用のセキュリティ関連以外の修正プログラムも複数含まれています。
さらに、Windows 10 および Windows Server 2016 用の累積的な更新プログラムの詳細については、「Windows 10 および Windows Server 2016 の更新履歴」を参照してください。
Windows Vista または Windows Server 2008 を実行している場合は、このセキュリティ更新プログラム (3218362) をインストールします。 重要
次の情報は、Windows 7 SP1、Windows Server 2008 R2 SP1、Windows Server 2012、Windows 8.1、および Windows Server 2012 R2 にこの Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム 4012204 をインストールした場合に当てはまります。
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この Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム 4012204 に含まれている修正プログラムは、2017 年 3 月のセキュリティ月例品質ロールアップにも含まれています。 Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラムとセキュリティ月例品質ロールアップのいずれかをインストールすると、この更新プログラムで解決される修正プログラムがインストールされます。
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Windows Update 以外の更新管理プロセスを使用し、すべてのセキュリティ更新プログラム分類の展開を自動的に承認している場合、この Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム 4012204、2017 年 3 月のセキュリティのみの品質更新プログラム、および 2017 年 3 月のセキュリティ月例品質ロールアップが展開されます。 目的の更新プログラムが展開されるように、更新プログラムの展開ルールを確認することをお勧めします。
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この Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラムは、2017 年 3 月 (またはそれ以降) のセキュリティ月例品質ロールアップまたは月例の品質ロールアップのプレビューが既にインストールされているコンピューターへのインストール対象にはなりません。これらの更新プログラムには、この Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラムに含まれている修正プログラムがすべて組み込まれているためです。
この更新プログラムをインストールした後に言語パックをインストールした場合は、この更新プログラムを再インストールする必要があります。 そのため、この更新プログラムをインストールする前に、必要な言語パックをすべてインストールすることをお勧めします。 詳細については、「Windows への言語パックの追加」を参照してください。