Access データベースで OpenQuery マクロ アクションを使用すると、データシート ビュー、デザイン ビュー、または印刷プレビューで、選択クエリまたはクロス集計クエリを開くことができます。 このアクションでは、アクション クエリ が実行されます。 クエリでデータ入力モードを選択することもできます。
注: このアクションは、Access データベース環境 (.mdb または .accdb) でのみ使用できます。 Access プロジェクト環境 (.adp) を使用する場合は、OpenView、OpenStoredProcedure、または OpenFunction アクションを参照してください。 OpenQuery マクロ アクションは、Access の Web アプリでは利用できません。
設定
OpenQueryマクロ アクションには次の引数があります。
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アクションの引数 |
説明 |
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クエリ名 |
開くクエリの名前です。 クエリ名のドロップダウン リストを使用して、開くクエリの名前を選択します。 これは必須の引数です。 ライブラリ データベース で OpenQuery アクションに定義されたマクロを実行すると、Access によって最初にライブラリ データベースでこの名前のクエリが検索され、次に現在のデータベースで検索されます。 |
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ビュー |
クエリを開くときのビューを指定します。 [ビュー] ボックスで [データシート]、[デザイン]、[印刷プレビュー]、[ピボット テーブル]、または [ピボット グラフ] を選択します。 既定値は [データシート] です。 注: ピボットテーブル ビューおよびピボットグラフ ビューは、Access 2013 で始まるバージョンの Access では使用できません。 |
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データ モード |
クエリのデータ入力モードを指定します。 これは、データシート ビューで開かれたクエリにのみ適用されます。 [追加] (ユーザーは新規レコードを追加できるが、既存のレコードを編集することはできない)、[編集] (ユーザーは既存のレコードを編集でき、新規レコードを追加できる)、または [読み取り専用] (ユーザーはレコードを表示することしかできない) を選択します。 既定値は [編集] です。 |
解説
ビュー引数にデータシートを設定すると、選択クエリ、クロス集計クエリ、ユニオン クエリ、または 結果セットReturnsRecords プロパティが [はい] に設定されたパススルー クエリの場合は、 が表示されます。アクション クエリ、データ定義クエリ、または ReturnsRecords プロパティが [いいえ] に設定されたパススルー クエリの場合は、そのクエリが実行されます。
OpenQuery アクションは、ナビゲーション ウィンドウでクエリをダブルクリックする操作、またはナビゲーション ウィンドウでクエリを右クリックし、ビューを選択する操作と同様です。 このアクションにより、別のオプションも選択できます。
ヒント
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ナビゲーション ウィンドウからマクロ デザイン ウィンドウにクエリをドラッグできます。 こうすると、そのクエリをデータシート ビューで開く OpenQuery アクションが自動的に作成されます。
クエリが開いているときにデザイン ビューに切り替えると、クエリの [データ モード] 引数設定が削除されます。 ユーザーがデータシート ビューに戻っても、この設定は有効になりません。
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アクション クエリの実行時に通常表示されるシステム メッセージ (これがアクション クエリであることと、影響を受けるレコード数を示す) を表示しないようにするには、SetWarnings アクションを使用します。これにより、これらのメッセージは表示されなくなります。
Visual Basic for Applications (VBA) モジュールで OpenQuery マクロ アクションを実行するには、DoCmd オブジェクトの OpenQuery メソッドを使用します。
