現象
READ_COMMITTED_SNAPSHOT分離レベルが有効になっているデータベースで、メモリ最適化テーブルのSYSTEM_VERSIONINGを有効にしようとしています。 DATA_CONSISTENCY_CHECKが無効になっていない場合は、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
メッセージ41359、レベル16、状態0、行36読み取りコミットされた分離レベルを使ってメモリ最適化テーブルにアクセスするクエリは、データベースオプション READ_COMMITTED_SNAPSHOT が [オン] に設定されている場合に、ディスクベースのテーブルにアクセスすることはできません。 WITH (SNAPSHOT) などのテーブルヒントを使って、メモリ最適化テーブルに対してサポートされている分離レベルを指定します。
解決方法
この問題の修正プログラムは、SQL Server の次の累積的な更新プログラムに含まれています。
SQL Server 用の新しい累積更新プログラムには、以前の累積的な更新プログラムに含まれていたすべての修正プログラムとすべてのセキュリティ修正が含まれています。 SQL Server の最新の累積的な更新プログラムを確認します。
回避策
この問題を回避するには、 CREATE TABLEステートメントでDATA_CONSISTENCY_CHECK = off句を追加して、データの整合性チェックをオフにします。
状態
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
関連情報
Microsoft でソフトウェアの更新について説明する 用語 について説明します。