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はじめに

この記事では、Microsoft System Center 2016 Service Management Automation の更新プログラム ロールアップ 5 で修正される問題について説明します。 この記事には、この更新プログラムの インストール手順 も含まれています。

修正される問題

  • System Center 2016 Service Managerコマンドレットを使用する Runbook は失敗し、"MissingMethodException" というエラー メッセージが表示されます。

  • Runbook は"承認されていないアクセス" 例外で失敗します。

  • デバッグ ログはサンドボックス プロセスで改善されています。

System Center 2016 Service Management Automation の更新プログラム ロールアップ 5 を取得する方法

Service Management Automation の更新プログラム パッケージは、Microsoft Update または手動ダウンロードから入手できます。

重要 System Center 2016 Service Management Automation の更新プログラム ロールアップ 5 は、セキュリティ更新プログラムに含まれています。 セキュリティ更新プログラムの削除はお勧めしません。 ただし、更新プログラム ロールアップ 5 は、コントロール パネルの [プログラムと更新プログラム] 機能を使用して削除できます。 これを行うと、Service Management Automation バイナリは以前の状態にロールバックされますが、データベースはロールバックされません。 この更新プログラムロールアップを適用する前に、Service Management Automation データベースをバックアップすることをお勧めします。

Microsoft Update

Microsoft Update から更新プログラム パッケージを取得してインストールするには、Service Management Automation コンポーネントがインストールされているコンピューターで次の手順に従います。

  1. [開始] を選択し、コントロール パネルを選択します。

  2. コントロール パネルで、Windows Updateをダブルクリックします。

  3. [Windows Update] ウィンドウで、[Microsoft Update からの更新プログラムをオンラインで確認する] を選択します。

  4. [重要な更新プログラムが利用可能] を選択します。

  5. 更新プログラムロールアップ パッケージを選択し、OK を選択します

  6. [ 更新プログラムのインストール] をクリックして、更新プログラム パッケージをインストールします。

コンピューターでWindows Server 2016以降を実行している場合は、次の手順に従います。

  1. [開始] を選択し、設定を選択します。

  2. 設定で、[セキュリティ&更新プログラム] を選択します。

  3. [Windows Update] タブで、[Microsoft Update からの更新プログラムをオンラインで確認する] を選択します。

  4. [重要な更新プログラムが利用可能] を選択します。

  5. 更新プログラムロールアップ パッケージを選択し、OK を選択します

  6. [更新プログラムのインストール ] を選択して、更新プログラム パッケージをインストールします。

手動ダウンロード

Microsoft ダウンロード センターから更新プログラム パッケージを手動でダウンロードするには、次の Web サイトに移動します。

 Service Management Automation 更新プログラム パッケージを今すぐダウンロードします。

マイクロソフトでは、アップロード時点の最新のウイルス検査プログラムを使用して、配布ファイルのウイルス チェックを行っています。 配布ファイルはセキュリティで保護されたサーバー上に置かれており、権限のない第三者が無断でファイルを変更できないようになっています。

Service Management Automation のインストール手順

この更新プログラムを適用するには、次の手順に従います。

  1. Microsoft Update カタログから.cab ファイルをダウンロードします。

  2. .cab ファイルを抽出して .msp ファイルを取得し、各コンピューターに適切な .msp ファイルを適用します。

    メモ.msp ファイルは、更新プログラムロールアップ パッケージに含まれています。 特定のコンピューターに関連するすべての .msp ファイルを適用します。 SMA に対してサーバーが保持する特定のロールごとに 1 つの .msp ファイルを適用します (たとえば、Web サービス ロールを持つサーバーにKB4094929_WebServiceInstaller_x64.msp を適用し、Runbook worker ロールの場合は kb4094929_WorkerInstaller_x64.msp を適用します)。

この更新プログラムロールアップで更新されたファイル

この更新プログラムロールアップで変更されたファイルの一覧を次に示します。 以前の更新プログラムのロールアップがすべてインストールされていない場合は、ここに記載されているファイル以外のファイルも更新される可能性があります。 更新されるファイルの完全な一覧については、現在の更新プログラムロールアップの後にリリースされたすべての更新プログラムロールアップの「この更新プログラムのロールアップで更新されたファイル」セクションを参照してください。

Runbook Worker

File name

バージョン

サイズ

Orchestrator.Runtime.dll

7.3.448

272 KB

Orchestrator.Shared.dll

7.3.448

741 KB


Orchestrator.OnPremises.dll

7.3.448

44.8 KB

Microsoft.SystemCenter.Instrumentation.dll

7.5.7487.93

60.8 KB

Orchestrator.Sandbox.exe

7.3.448

43.8 KB


Web サービス

File name

バージョン

サイズ

Orchestrator.Shared.dll

7.3.448

741 KB


Orchestrator.OnPremises.dll

7.3.448

44.8 KB

Microsoft.SystemCenter.Instrumentation.dll

7.5.7487.93

60.8 KB

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