Microsoft Office Visio の既定の作業フォルダーは、Visio が既定でファイルを検索して保存するコンピューター上の場所 (またはファイル パス) です。 図面、テンプレート、ヘルプ ファイル、アドインを保持します。 これらのフォルダーは、Visio のインストール中に行われた設定に基づいて確立され、場合によっては、Visio のインストール時に Microsoft Windows オペレーティング システムにログオンしたユーザーのユーザー名に関連します。
Visio 作業フォルダーの一般的なインストール ファイル パスを次に示します。
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Windows 10、Windows 8.1、Windows 7
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ユーザー\<ユーザー名>\Documents
Visio で作成された図面、カスタム テンプレート、ファイルの種類の既定の作業フォルダー
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Users\<ユーザー名>\Documents\My Shapes
カスタム ステンシルの既定の作業フォルダー
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Program Files\Microsoft Office\Office<バージョン>\language
Visio に含まれるテンプレート、ステンシル、ヘルプ ファイルの既定の作業フォルダー
注: Visio は常にこの場所で Visio にインストールされているファイルを検索します。Visio では、この場所に追加されたカスタム ファイル、テンプレート、ステンシルが見つかりません。
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ユーザー\<\AppData\Microsoft\Addins>ユーザー名
[COM アドイン] ダイアログ ボックスからのアドインの既定の参照場所
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ステンシルを除くこれらの種類のファイルに対して別のフォルダーを定期的に使用する場合は、ファイル パスを追加して既定の作業フォルダーを変更できます。 追加するファイル パスは、インストールされている作業フォルダーに加えて行われます。 既定の作業フォルダーを変更した場合でも、参照してファイルを開いたり、他の場所にファイルを保存したりできます。
注: カスタム ステンシルの既定の作業フォルダーは、常に My Shapes フォルダーです。 つまり、Visio では、[ステンシルを開く] ダイアログ ボックスまたは [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスを使用してカスタム ステンシルを開いたり保存したりするときに、[マイ シェイプ] フォルダーが既定で使用されます。 [個人用図形] フォルダーを削除すると、Visio が次回起動されるときに別のフォルダーが作成されます。 カスタム ステンシルを別のフォルダーに保持する場合は、次に説明するように、[ステンシル] テキスト ボックスにファイル パス を 追加できます。
フォルダーの場所を変更する
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[ ファイル > オプション] > [詳細設定 ] をクリックします。
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タブの下部までスクロールし、[ ファイルの場所] をクリックします。
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[ 参照 ] ボタンをクリックし、次の 1 つ以上の場所に追加する場所に移動します。
図面 これは、図面、カスタム テンプレート、カスタム ステンシル、およびその他のファイルの種類の追加の場所です。 ファイル パスをここに追加して、既定の作業フォルダーにします。 複数のファイル パスを追加する場合、最初のファイル パスは既定の作業フォルダーです。 一時的に使用できないネットワーク共有など、最初のフォルダーが使用できない場合、Visio は一覧の次のフォルダーを使用します。 これらのフォルダーに保存されたプロパティ レポート定義は、[レポート] ダイアログ ボックスから参照できます。
テンプレート これはテンプレートの追加の場所です。 [ファイル] メニューの [新しい] サブメニューと、[図面の種類の選択] ウィンドウの [その他のカテゴリ] フォルダーにテンプレートが表示されるように、ここに 1 つ以上のファイル パスを追加します。 追加した場所のサブフォルダーも一覧表示されます。
ステンシル これはステンシルの追加の場所です。 [ファイル] メニューの [図形] サブメニューに表示されている場所にステンシルを配置するには、ここに 1 つ以上のファイル パスを追加します。 追加した場所のサブフォルダーも一覧表示されます。
ヘルプ これは、ヘルプ ファイルの追加の場所です。
アドオン これはアドインの追加の場所です。
スタートアップ これは、Visio を起動した後に読み込まれ、使用可能なアドインの追加の場所です。
注:
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複数のファイル パスをセミコロンで区切って指定できます。
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追加するファイル パスは、インストールされている作業フォルダーに加えて行われます。
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[OK] を 2 回クリックします。