現象
Windows 7 およびそれ以降のバージョンの Windows を実行しているコンピューターで、 特定のモニターの画面のリフレッシュ レートを変更できません。 具体的には、この動作は、テレビ互換のタイミングを 60Hz ではなく 59.94Hz と報告するモニターで発生します。
原因
特定のモニターでは、テレビ互換性のタイミングが 59.94Hz と報告されます。 したがって、Windows 7 およびそれ以降のバージョンの Windows では、そのタイミングでサポートされているすべての解像度に対して、59Hz と 60Hz の 2 つの周波数を公開しています。 59Hz 設定は、Windows Media Center などのアプリケーションでテレビ互換のタイミングを常に利用できるようにします。 60Hz 設定は、60Hz を必要とするアプリケーションの互換性を維持します。
Windows 7 およびそれ以降のバージョンの Windows では、ユーザーが 60Hz を選択すると、OS は 59.94Hz の値を格納します。 ただし、ユーザーが 60Hz を選択した場合でも、コントロール パネルの [画面のリフレッシュ レート] に 59Hzが表示されます。
解決方法
対処は必要ありません。
この動作は、60Hz ではなく 59.94Hz のみを報告するモニターとテレビの仕様です。 これらの値がドライバーに送信される前に、59Hz と 60Hz の両方が 59.94Hz に変換されます。 したがって、ディスプレイは 59Hz と 60Hz で同じです。
このサポート技術情報の記事では、モニターまたはテレビが 59.94Hz を報告するケースについて説明します。 ただし、この問題は、次のテレビ互換のタイミングを報告するモニターまたはテレビでも発生します。
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24Hz ではなく、23.976Hz
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30Hzではなく、29.970Hz
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48Hz ではなく、47.952Hz
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72Hz ではなく、71.928Hz
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120Hz ではなく、119.880Hz
詳細情報
問題の再現手順
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Windows デスクトップを右クリックし、[個人用設定] をクリックします。
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[表示] をクリックします。
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[ディスプレイの設定の変更] をクリックします。
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[詳細設定] をクリックします。
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[モニター] タブをクリックし、[画面のリフレッシュ レート] を 59 Hz から 60 Hz に切り替えます。
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[OK] をクリックします。
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[詳細設定] に戻ります。
[モニター] タブには 59 Hz がまだ表示されます。