注:
このセキュリティ更新プログラムの既知の問題
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このセキュリティ更新プログラムを適用すると、PowerShell v3.0 以降の stop-computer コマンドが失敗します。 "保有されていない特権" というエラー メッセージが表示されます。 詳細については、以下のマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。
概要
この更新プログラムは、Microsoft .NET Framework の脆弱性を解決します。この脆弱性により、.NET Framework がライブラリを読み込む前に入力を適切に検証しない場合にリモートでコードが実行される可能性があります。 この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、対象のシステムを制御する可能性があります。これにより、攻撃者は、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、フル アクセス ユーザー権限を持つ新しいアカウントの作成を行う可能性があります。 システムでのユーザー権限が少なく設定されているアカウントを持つユーザーに対しては、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりも、この脆弱性による影響が少ないと考えられます。 この脆弱性の詳細については、Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2017-0160 (英語情報) を参照してください。
このセキュリティ更新プログラムの関連情報
以下の資料では製品バージョン別に、このセキュリティ更新プログラムに関する追加情報が掲載されています。 資料には、既知の問題に関する情報が掲載されている場合があります。
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4014572 Windows Server 2012 用の .NET Framework 3.5 のセキュリティ更新プログラムについて: 2016 年 4 月 12 日
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4014564 Windows Server 2012 用の .NET Framework 4.5.2 のセキュリティ更新プログラムについて: 2016 年 4 月 12 日
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4014560 Windows Server 2012 用の .NET Framework 4.6 および 4.6.1 のセキュリティ更新プログラムについて: 2016 年 4 月 12 日
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4014549 Windows Server 2012 用の .NET Framework 4.6.2 のセキュリティ更新プログラムについて: 2016 年 4 月 12 日
このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法
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更新プログラムのインストールのヘルプ: Windows Update に関する FAQ
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IT 専門家のためのセキュリティ ソリューション: TechNet セキュリティに関するサポートとトラブルシューティング
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Windows ベースの製品およびサービスをウイルスとマルウェアから保護する: Microsoft Secure
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国ごとのローカル サポート: インターナショナル サポート
適用対象
この資料は、以下を対象としています。
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Microsoft .NET Framework 3.5、4.5.2、4.6、4.6.1、および 4.6.2 を以下のオペレーティング システムと共に使用した場合:
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Windows Server 2012
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