文書番号: 829982 - 最終更新日: 2008年12月9日 - リビジョン: 9.0

Outlook でメッセージ "次の添付ファイルは問題を起こす可能性があるため、利用できなくなりました" が表示されることがある

目次

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概要

Microsoft Outlook で添付ファイルが含まれる電子メールを受信すると、メッセージの上部または閲覧ウィンドウに、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
次の添付ファイルは問題を起こす可能性があるため、利用できなくなりました : [ ]
Outlook 2000 Service Release 1 (SR1) 以降のすべてのバージョンの Outlook には、コンピュータをウイルスやその他の脅威による危険にさらす可能性のある添付ファイルをブロックするセキュリティ機能が含まれています。 その添付ファイルへのアクセスは Outlook ではブロックされますが、添付ファイルは依然として電子メール メッセージ内に存在します。

この資料では、Outlook でブロックされている添付ファイルを開く必要がある場合に使用できる方法について説明します。 また、この資料には、Outlook でブロックされる添付ファイルの種類に関する情報が記載されています。

詳細

Outlook で添付ファイルがブロックされた場合、その添付ファイルに対して、Outlook で保存、削除、開く、印刷などの操作を行うことができません。 ただし、この資料に記載されているいずれかの方法を使用して、より安全に添付ファイルにアクセスできます。

最初の 4 つの方法は、初級レベルから中級レベルのコンピュータ ユーザー向けです。 これらの方法が成功せず、高度なトラブルシューティングに慣れている場合は、「高度なトラブルシューティング」に記載されている方法を使用できます。

この資料を最初に印刷しておくと、手順を実行しやすい場合があります。 これらの方法の一部には、コンピュータを再起動する手順が含まれているためです。

一般的なトラブルシューティング

Outlook でブロックされた添付ファイルを開くには、以下のいずれかの方法を使用することを推奨します。

方法 1 : ファイル共有を使用して添付ファイルにアクセスする

送信者に連絡し、アクセス可能なサーバーまたは FTP サイトに添付ファイルを保存するよう依頼します。 送信者から、サーバーまたは FTP サイトに保存した添付ファイルへのリンクを送信してもらいます。 リンクをクリックして添付ファイルにアクセスし、自分のコンピュータに添付ファイルを保存できます。

サーバーまたは FTP サイトの使用に際して支援が必要な場合は、送信者に相談するか、詳細についてサーバー管理者に問い合わせてください。

方法 2 : ファイル圧縮ユーティリティを使用してファイル名拡張子を変更する

アクセス可能なサーバーまたは FTP サイトがない場合は、送信者に連絡し、WinZip などのファイル圧縮ユーティリティを使用してファイルを圧縮するよう依頼します。 この操作によって、別のファイル名拡張子を持つ、圧縮されたアーカイブ ファイルが作成されます。 Outlook では、これらのファイル名拡張子は脅威をもたらす可能性があるものとして認識されません。 そのため、新しく作成された添付ファイルは Outlook でブロックされません。

送信者が新しく作成された添付ファイルを再送信すると、受信者は自分のコンピュータに添付ファイルを保存した後、サードパーティ製のファイル圧縮ソフトウェアを使用して添付ファイルを展開できます。 サードパーティ製のファイル圧縮ソフトウェアの使用に際して支援が必要な場合は、製品マニュアルを参照してください。

サードパーティ製の圧縮ソフトウェアの一覧を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
291637? (http://support.microsoft.com/kb/291637/ ) Outlook 2002 では、添付ファイルの圧縮は行われない

方法 3 : 別のファイル名拡張子を持つようにファイルの名前を変更する

サードパーティ製のファイル圧縮ソフトウェアが使用できない場合は、送信者に連絡し、Outlook で脅威として認識されないファイル名拡張子を使用してファイルの名前を変更するよう依頼します。 たとえば、.exe というファイル名拡張子を持つ実行可能ファイルの名前を変更して、.doc というファイル名拡張子を持つ Word 97 ファイルにすることができます。

送信者には、名前を変更した添付ファイルを再送信するよう依頼します。 名前を変更した添付ファイルを受信した後、添付ファイルを自分のコンピュータに保存し、元のファイル名拡張子を使用してファイルの名前を再度変更できます。

添付ファイルを保存し、元のファイル名拡張子を使用してファイルの名前を変更するには、以下の手順を実行します。
  1. 電子メールに添付ファイルが含まれていることを確認します。
  2. 添付ファイルを右クリックし、[コピー] をクリックします。
  3. デスクトップを右クリックし、[貼り付け] をクリックします。
  4. 貼り付けたファイルを右クリックし、[名前の変更] をクリックします。
  5. .exe などの元のファイル名拡張子を使用してファイルの名前を変更します。

方法 4 : Exchange サーバー管理者にセキュリティ設定の変更を依頼する

Outlook を Microsoft Exchange サーバーと共に使用していて、管理者によって Outlook セキュリティ設定が構成されている場合は、管理者に問い合わせます。 管理者に連絡し、Outlook でブロックされる添付ファイルが受信できるように、使用しているメールボックスのセキュリティ設定を調整するよう依頼します。

これらの方法が成功せず、高度なトラブルシューティングに慣れている場合は、「高度なトラブルシューティング」の手順を試してください。

高度なトラブルシューティングに慣れていない場合は、この資料ではこれ以上お役に立てません。 さらにトラブルシューティングを続けるには、サポートにお問い合わせください。 お問い合わせ方法については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/contactus (http://support.microsoft.com/contactus)

高度なトラブルシューティング

Outlook を Exchange サーバーと共に使用している場合、またはユーザーが Outlook の添付ファイルのセキュリティ動作を変更することが Exchange サーバー管理者によって許可されている場合は、「方法 1 : 添付ファイルのセキュリティ動作をカスタマイズする」を使用します。

Outlook を Exchange サーバーと共に使用しており、添付ファイルのセキュリティ動作を変更することが Exchange サーバー管理者によって禁止されている場合は、「方法 2 : Exchange 環境で Outlook を構成する」を使用します。

方法 1 : 添付ファイルのセキュリティ動作をカスタマイズする

重要 : このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの編集方法が記載されています。 レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。 レジストリを編集する際には十分に注意してください。 万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしておくと、 問題が発生した場合にレジストリを復元することができます。 バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
322756? (http://support.microsoft.com/kb/322756/ ) Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法
重要 : Outlook 2000 SR1 および Outlook 2000 SR1a の添付ファイルのセキュリティ動作をカスタマイズするには、あらかじめ Microsoft Office 2000 Service Pack 2 または Microsoft Office 2000 Service Pack 3 を適用しておく必要があります。

レジストリを修正して Outlook の添付ファイルのセキュリティ動作を変更するには、以下の手順を実行します。
  1. Outlook が実行中の場合は終了します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。 [名前] ボックスに、次のコマンドをコピーして貼り付けるか入力し、Enter キーを押します。
    regedit
  3. 使用している Outlook のバージョンに応じて、以下のレジストリ キーが存在することを確認します。

    Microsoft Office Outlook 2007
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0\Outlook\Security
    Microsoft Office Outlook 2003
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Outlook\Security
    Microsoft Outlook 2002
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\10.0\Outlook\Security
    Microsoft Outlook 2000
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\9.0\Outlook\Security
    レジストリ キーが存在する場合は、手順 5. に進みます。

    レジストリ キーが存在しない場合は、以下の手順を実行して作成します。
    1. 次のレジストリ キーを見つけてクリックします。
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft
    2. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[キー] をクリックします。
    3. Office と入力し、Enter キーを押します。
    4. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[キー] をクリックします。
    5. Outlook 2007 の場合、12.0 と入力し、Enter キーを押します。
      Outlook 2003 の場合、11.0 と入力し、Enter キーを押します。
      Outlook 2002 の場合、10.0 と入力し、Enter キーを押します。
      Outlook 2000 の場合、9.0 と入力し、Enter キーを押します。
    6. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[キー] をクリックします。
    7. Outlook と入力し、Enter キーを押します。
    8. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[キー] をクリックします。
    9. Security と入力し、Enter キーを押します。
  4. [編集] をクリックし、[新規] をクリックし、[文字列値] をクリックします。
  5. 新しい値として、次の名前をコピーして貼り付けるか入力します。
    Level1Remove
  6. Enter キーを押します。
  7. 新しい文字列値の名前を右クリックし、[修正] (Windows 2000 の場合は、[変更]) をクリックします。
  8. Outlook で開くファイルの種類のファイル名拡張子を入力します。 以下に例を示します。
    .exe
    複数のファイルの種類を指定するには、次のような形式を使用します。
    .exe;.com
  9. [OK] をクリックします。
  10. レジストリ エディタを終了します。
  11. コンピュータを再起動します。
Outlook を起動すると、レジストリで指定した種類のファイルにアクセスできます。

: Outlook で開くファイルの種類は、必要最小限にすることをお勧めします。 まれにしか受信しないファイルの種類については、必要な場合のみ一時的に Outlook でアクセスを許可し、 受信後はレジストリの変更を元に戻して再びブロックすることをお勧めします。 Outlook でデフォルトでブロックされない添付ファイルのファイル名拡張子がブロックされるように Outlook を構成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
837388 ? (http://support.microsoft.com/kb/837388/ ) Outlook でブロックする添付ファイルのファイル名拡張子を追加する方法

方法 2 : Exchange 環境で Outlook を構成する

Exchange 環境で Outlook を実行している場合、Exchange サーバー管理者がデフォルトの添付ファイルのセキュリティ動作を変更することができます。 Exchange 環境で Outlook を構成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
290499? (http://support.microsoft.com/kb/290499/ ) 電子メールのセキュリティ機能に関する管理者向け情報
263297? (http://support.microsoft.com/kb/263297/ ) Outlook 電子メール セキュリティ更新プログラム (2000 年 6 月 7 日) の管理者向け情報

添付ファイルの動作

添付ファイルは、ファイル名拡張子またはファイルの種類に基づいて、次の 3 つのグループに分類されます。 Outlook ではそれぞれのグループを以下の方法で処理します。

レベル 1 ("安全でない")

この "安全でない" のカテゴリには、スクリプトやコードが関連付けられている可能性のあるファイル名拡張子が属します "安全でない" ファイル名拡張子の添付ファイルを開くことはできません。 "安全でない" と見なされるファイル名拡張子の一覧については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook/HA012299521041.aspx (http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook/HA012299521041.aspx)
"安全でない" 添付ファイルを受信または送信するときの Outlook の動作は以下のとおりです。
  • "安全でない" 添付ファイルに対しては、保存、削除、開く、印刷などの操作を行うことができません。 電子メール メッセージの冒頭には Outlook により "安全でない" 添付ファイルへのアクセスがブロックされていることを示すメッセージが表示され、 Outlook で添付ファイルにアクセスすることはできません。 ただし、このような添付ファイルは電子メール メッセージから削除されるわけではありません。
  • "安全でない" ファイルが添付されている電子メール メッセージを転送する場合、転送される電子メール メッセージに添付ファイルは含まれません。
  • "安全でない" 添付ファイルが含まれている電子メール メッセージを送信すると、送信する添付ファイルに他の Outlook 受信者がアクセスできない可能性があるという警告メッセージが表示されます。 この警告メッセージを無視して電子メール メッセージを送信しても問題ありません。また、電子メール メッセージの送信を中止することもできます。
  • Outlook 2003 では、"安全でない" 添付ファイルが含まれている電子メール メッセージを保存するか、閉じるときに、その添付ファイルを開くことができないことを示す警告メッセージが表示されます。 この警告メッセージを無視して、電子メール メッセージを保存することができます。
  • Microsoft Outlook で [オブジェクトの挿入] コマンドを使用してリッチ テキスト形式の電子メール メッセージに挿入されたオブジェクトは、開くことはできません。 このようなオブジェクトは表示されますが、 電子メール メッセージ内で開いたり、有効にしたりすることはできません。
  • Outlook または Exchange のフォルダ内に格納されている "安全でない" ファイルを開くことはできません。 これらのファイルは、Outlook アイテムに添付されたものでない場合でも、"安全でない" と見なされます。 "安全でない" ファイルを開こうとすると、次のエラー メッセージが表示されます。
    アイテムを開けません。 このアイテムは、問題を起こす可能性があるため利用できなくなりました。

レベル 2

レベル 2 のファイルは "安全でない" カテゴリには属しませんが、 その他の添付ファイルよりも高度なセキュリティを必要とします。 レベル 2 の添付ファイルを受信すると、添付ファイルをディスクに保存するかどうかを確認するメッセージが Outlook によって表示され、 電子メール メッセージ内の添付ファイルを開くことはできません。 デフォルトでは、このグループに関連付けられているファイル名拡張子はありません。 ただし、Outlook を Exchange サーバーと共に使用しており、電子メールが Exchange メールボックスに配信される場合、Exchange サーバー管理者はレベル 2 の一覧にファイル名拡張子を追加することができます。

その他の添付ファイル

レベル 1 またはレベル 2 の一覧に含まれていないファイル名拡張子を持つ添付ファイルを開くと、直接ファイルを開くか、ディスクに保存するかを確認するメッセージが Outlook によって表示されます。 そのファイル名拡張子に対して今後このメッセージが表示されないようにするには、[この種類のファイルを開く前に必ず警告する] チェック ボックスをオフにします。

: プログラムに新しいファイル名拡張子を関連付けた場合、そのファイル名拡張子をレベル 1 またはレベル 2 のファイル名拡張子の一覧に追加しない限り、Outlook ではそのファイル名拡張子は安全であるとして扱われます。

たとえば、.xyz という拡張子のファイルを使用するプログラムをコンピュータにインストールした場合、.xyz というファイル名拡張子を持つ添付ファイルを開くと、インストールしたプログラムが起動し、添付ファイルが実行されます。 デフォルトでは、.xyz というファイル名拡張子は レベル 1 または レベル 2 の一覧には含まれません。 したがって、Outlook では .xyz が安全なファイル拡張子として扱われます。 .xyz というファイル名拡張子を持つ添付ファイルが "安全でない" ファイルとして Outlook で 扱われるようにするには、.xyz というファイル名拡張子をレベル 1 のファイル名拡張子の一覧に追加する必要があります。

関連情報

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
284414? (http://support.microsoft.com/kb/284414/ ) Outlook でファイルへのショートカットを含む電子メール メッセージを送信すると、受信者に対してエラー メッセージ "次の添付ファイルは問題を起こす可能性があるため、利用できなくなりました" が表示される
レジストリ キー Level1Add の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
312834? (http://support.microsoft.com/kb/312834/ ) Outlook 2002 に Level1Add レジストリ キーが存在しない
Outlook でブロックされる添付ファイルの詳細については、次の Microsoft Office Online Web サイトを参照してください。
http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook/HA012299521041.aspx (http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook/HA012299521041.aspx)

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Outlook 2003
  • Microsoft Office Outlook 2003 with Business Contact Manager
  • Microsoft Outlook 2002 Standard Edition
  • Microsoft Outlook 2000 Standard Edition
  • Microsoft Office Outlook 2007
キーワード:?
kbresolve kbemail kbprb KB829982
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