概要
アーカイブ フォルダーが自動的に Office 365 メールボックスに追加されます。2016 年 12 月の終わりに Office 365 が更新され、Exchange メールボックスに接続すると、初回もしくは 2 回目以降のアクセス時に、自動的にアーカイブ フォルダーが作成されるようになりました。
既知の問題
重複するアーカイブ 1 フォルダーが作成される
既定の [アーカイブ] フォルダーに加えて、重複するフォルダーである、[アーカイブ 1] が作成される場合があります。新たにアーカイブされた電子メールが [アーカイブ 1] フォルダーに移動される場合は、Outlook および Outlook on the Web において以下の手順を実施します。
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電子メール アカウントをオンライン モードに設定します。
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[ファイル]、[アカウント設定]、[アカウント設定] の順にクリックします。
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[アカウント設定] ダイアログ ボックスにおいて、[メール] タブにある自身の電子メール アカウントを選択し、[変更] をクリックします。
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[Exchange キャッシュ モードを使う] チェックボックスをオフにし、[次へ]、[完了] の順にクリックします。
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[閉じる] をクリックして Outlook を再起動します。
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Outlook を再起動した後、既定のアーカイブ フォルダーとして設定されたフォルダーに、すべてのコンテンツを移動します。この場合、[アーカイブ 1] フォルダーが既定のフォルダーとなります。
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既定ではない [アーカイブ] フォルダーを削除します。
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Outlook を終了します。
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Outlook on the Web (http://portal.office.com) から Exchange Online メールボックスにログインします。
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Office 365 ポータルにおいて、[設定] (歯車アイコン) をクリックし、“アプリの設定” 配下の [メール] をクリックします。
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後の手順において、ユーザー インターフェイスが別の言語で表示されているページに戻る必要があるため、上記のメニューにある [メール] 設定のリンクの場所をメモします。
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[全般]、[地域とタイム ゾーン] の順にクリックし、[言語] を現在設定している言語以外に設定します。
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元の設定に戻すときに混乱しないよう、分かりやすい言語を選択します。
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[保存] をクリックして新たに設定した言語を保存し、電子メールに戻ってすべてのフォルダーが新しい言語で表示されていることを確認します。
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[español (Mexico)] (スペイン語 (メキシコ)) を選択すると、フォルダー名の [Archive1] は [Archivo] に変わります。
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ここで [設定] (歯車アイコン) をクリックし、再度 “アプリの設定” 配下の [メール] リンクをクリックします。
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[全般]、[地域とタイムゾーン] の順にクリックし、[言語] 設定を元の言語に戻します。
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Outlook を起動し、[Exchange キャッシュ モード] が有効になるよう電子メール アカウントを再設定します。
アーカイブ フォルダーが想定外の場所に存在する
[アーカイブ] フォルダーが [削除済みアイテム] のサブフォルダーになるなど、想定外の場所に存在する場合があります。[アーカイブ] フォルダーを既定の場所に移動するには、Outlook on the Web で以下の手順を実施します。
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電子メール アカウントをオンライン モードに設定します。
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[ファイル]、[アカウント設定]、[アカウント設定] の順にクリックします。
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[アカウント設定] ダイアログ ボックスにおいて、[メール] タブにある自身の電子メール アカウントを選択し、[変更] をクリックします。
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[Exchange キャッシュ モードを使う] チェックボックスをオフにし、[次へ]、[完了] の順にクリックします。
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[閉じる] をクリックして Outlook を再起動します。
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Outlook を再起動した後、新たに既定のアーカイブ フォルダーに設定されたフォルダーのコンテンツのバックアップを取ります。これを行うには、新規フォルダーを作成し、電子メールを [アーカイブ] フォルダーから新規フォルダーへ移動する、または [アーカイブ] フォルダーのコンテンツを Outlook データ ファイル (.pst) へエクスポートします。
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Outlook を終了します。
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Outlook on the Web (http://portal.office.com) から Exchange Online メールボックスにログインします。
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[メール] タイルをクリックします。
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想定外の場所にある [アーカイブ] フォルダーへ移動します。
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上記の [アーカイブ] フォルダーを削除します。
重要: 手順 8 の終了後、直ちに手順 9 から 11 までを実行する必要があるため、これらの手順についてよく理解してください。 -
Office 365 ポータルにおいて、[設定] (歯車アイコン) をクリックし、“アプリの設定” 配下の [メール] リンクをクリックします。
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後の手順において、ユーザー インターフェイスが別の言語で表示されているページに戻る必要があるため、上記の [メール] 設定のリンクの場所をメモします。
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[全般]、[地域とタイムゾーン] の順にクリックし、[言語] を現在設定している言語以外に設定します。
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元の設定に戻すときに混乱しないよう、分かりやすい言語を選択します。
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[保存] をクリックして新たに設定した言語を保存し、電子メールに戻ってすべてのフォルダーが新しい言語で表示されていることを確認します。
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[español (Mexico)] (スペイン語 (メキシコ)) を選択すると、新規フォルダーの [Archivo] が最上位フォルダーとして作成されることに注意してください。
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[設定] (歯車アイコン) をクリックし、再度 “アプリの設定” 配下の [メール] リンクをクリックします。
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[全般]、[地域とタイムゾーン] の順にクリックし、[言語] 設定を元の言語に戻します。この最上位フォルダーの名前は [アーカイブ] に変わります。
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Outlook を起動し、[Exchange キャッシュ モード] が有効になるよう電子メール アカウントを再設定します。
追加情報
“ワンクリックでアーカイブ” (クイック アーカイブ) 機能は、Outlook 2016 のユーザー インターフェイスに [アーカイブ] ボタンが表示されるように更新された時期より 1 年以上も前から、Office 365 の Outlook on the Web で利用可能となっています。[アーカイブ] フォルダーが存在しない場合、Outlook 2016 の [アーカイブ] ボタンをクリックすると、[アーカイブ] フォルダーを作成する、または “ワンクリックでアーカイブ” 用のフォルダーとして既存のフォルダーを選択するようメッセージが表示されます。ただし、本資料に記載された変更では、メッセージ表示もその他のユーザー操作もなくフォルダーが作成されています。
Outlook on the Web における “ワンクリックでアーカイブ” 機能の詳細については、「Outlook on the web の新機能のご紹介」を参照してください。
Outlook 2016 における “ワンクリックでアーカイブ” 機能の詳細については、「Windows 版 Outlook 2016 のアーカイブ」を参照してください。