Applies To.NET Framework 4.6.2

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概要

Microsoft .NET Framework の脆弱性を解決します。この脆弱性により、信頼されていない入力を .NET Framework が処理するときにリモートでコードが実行される可能性があります。 .NET Framework を使用するソフトウェアでこの脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、対象のシステムを制御する可能性があります。  また、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。 コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限を使用して実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

攻撃者が脆弱性を悪用するには、まず悪意のあるドキュメントまたはアプリケーションを開くようにユーザーを誘導する必要があります。

このセキュリティ更新プログラムは、.NET Framework が信頼されていない入力を検証する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。 この脆弱性の詳細については、Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2017-8759 (英語情報) を参照してください。

重要

  • この更新プログラムをインストールした後に言語パックをインストールした場合は、この更新プログラムを再インストールする必要があります。 そのため、この更新プログラムをインストールする前に、必要な言語パックをすべてインストールすることをお勧めします。 詳細については、「Windows への言語パックの追加」を参照してください。

更新プログラムの置き換えに関する情報

この更新プログラムを適用すると、更新プログラム 2978122 および 2978126 が置き換えられます。

このセキュリティ更新プログラムの関連情報

以下の資料では製品バージョン別に、このセキュリティ更新プログラムに関する追加情報が掲載されています。 資料には、既知の問題に関する情報が掲載されている場合があります。

  • 4040973 Windows 7 SP1 と Windows Server 2008 R2 SP1 用の .NET Framework 4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、および Windows Server 2008 SP2 用の .NET Framework 4.6 のセキュリティおよび品質ロールアップについて  2017 年 9 月 13 日

  • 4040977 Windows 7 SP1、Windows Server 2008 R2 SP1、および Windows Server 2008 SP2 用の .NET Framework 4.5.2 のセキュリティおよび品質ロールアップについて  2017 年 9 月 13 日

  • 4040978 Windows Server 2008 SP2 用の .NET Framework 2.0 SP2 のセキュリティおよび品質ロールアップについて  2017 年 9 月 13 日

このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法

適用対象

この資料は、以下を対象としています。  

  • Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2、4.5.2、および 4.6 を以下のオペレーティング システムと共に使用した場合:

    • Windows Server 2008 Service Pack 2

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