2019 年 7 月 27 日 — KB4505903 (OS ビルド 18362.267)

適用対象: Windows 10, version 1903Windows Server version 1903

注目点


  • デバイスの再起動後に Windows Hello の顔認識が動作しなくなる問題を修正します。
  • Microsoft Edge で、横向きのページと縦向きのページを含む PDF ドキュメントを適切に印刷できるようにします。 
  • Microsoft Edge で、1 回のみ開くように構成されている PDF を適切に開けるようにします。  
  • 10 ビット ディスプレイ パネルで画像を表示するときに色が適切に表示されないことがある問題を修正します。 
  • デバイスがスリープまたは休止状態から再開した後に、ディスプレイの明るさを変更できないことがある問題を修正します。 
  • Bluetooth に依存する一部のアプリケーションが開いているときに、デバイスがスリープ モードに移行できないことがある問題を修正します。 
  • 特定の音声プロファイルを長期間使用しているときの Bluetooth の音声品質を向上させます
  • Window-Eyes スクリーン リーダー アプリケーションとの互換性を改善します。
  • 新しいユーザーが Windows にサインインしたときに [スタート] メニューが適切に動作するするようにします。
  • コラボレーション エクスペリエンスを改善するために、メニューを簡素化し、Microsoft Whiteboard アプリとの直接の統合を追加することで Windows Ink Workspace を更新します。   

機能追加および修正


この更新プログラムには、品質の向上が含まれています。 主要な変更点としては、次のようなものがあります。

  • ユーザーがサーバーのネットワーク共有にアクセスした場合でも、ローカル ユーザーの前回のサインイン時間が記録されない問題を修正します。 
  • 信頼関係を確立したドメインでごみ箱を有効にすると、ドメインの信頼関係が断たれることがある問題を修正します。 
  • 再起動後に Windows Hello の顔認証が動作しなくなる問題を修正します。 
  • ブラジルのタイム ゾーン情報を更新します。 
  • Microsoft Edge で、横向きのページと縦向きのページを含む PDF ドキュメントを適切に印刷できるように問題を修正します。 
  • Microsoft Edge で、1 回のみ開くように構成されている PDF に関する問題を修正します。 
  • 10 ビット ディスプレイ パネルで画像を表示するときに色が適切に表示されないことがある問題を修正します。 
  • スリープまたは休止状態から再開した後、特定のグラフィック ドライバーの使用時にディスプレイの明るさを変更できないことがある問題を修正します。 
  • Windows Graphics Device Interface (GDI+) から Bahnschrift.ttf に対して空のフォント ファミリ名が返される問題を修正します。 
  • マウスを押すイベントと放すイベントで余分なマウス移動イベントが発生することがある問題に対処しました。 
  • 多くの子ウィンドウを持つウィンドウをスクロール中に、UI が数秒間応答しなくなることがある問題を修正します。 
  • 起動時に Shift キーを押したままにしたときに自動サインイン (自動ログオン) をバイパスできない問題を修正します。 
  • Bluetooth に依存する特定のアプリケーションが開いているときに、デバイスがスリープ モードに移行できないことがある問題を修正します。 
  • 特定の音声プロファイルを長期間使用しているときに Bluetooth の音声品質が低下することがある問題を修正します。 
  • ドメイン コントローラー (DC) に接続していないときに Microsoft Application Virtualization (App-V) スクリプトを実行すると、スクリプトが動作しない問題を修正します。 Microsoft Azure Active Directory のみを含む環境で App-V スクリプトを実行した場合も失敗します。 
  • User Experience Virtualization (UE-V) が有効なときに Microsoft OneDrive ファイルをオンデマンドで開くとエラーが発生する問題を修正します。 この解決策を適用するには、次の DWORD を 1 に設定します。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\UEV\Agent\Configuration\ApplyExplorerCompatFix 
  • 除外パスが動作しなくなることがある UE-V の問題を修正します。 
  • トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) が搭載されたシステムが動作しなくなることがある問題を修正します。 
  • ユーザーがサインアウトしてから再度サインインするまで、システムが Microsoft アカウントまたは Azure Active Directory アカウントを認識できない問題を修正します。 
  • Netlogon サービスによるセキュリティで保護されたチャネルの確立に失敗し、エラー “0xC000007A – ERROR_PROC_NOT_FOUND.” が報告されることがある問題を修正します。 
  • PIN が既にコンピューターに存在する場合に、Windows Hello for Business の暗証番号 (PIN) ポリシー (最小文字数、必要な数字、特殊文字など) を更新できない問題を修正します。 
  • エラー ”0x80042405[gle=0x00000715]” で回復ドライブ (USB キー) の作成に失敗する問題を修正します。 
  • 仮想マシンのプラットフォームに基づく Android エミュレーターが一部のシステムで起動しない問題を修正します。 
  • アカウントが必須のローミング ユーザー プロファイルを使用して構成されている場合に、一時的なプロファイルを使用してローカル ユーザー アカウントにサインインする問題を修正します。 “アカウントにサインインできません” というエラーが表示されます。 アプリケーション イベント ログにはイベント 1521 が含まれています。イベントのソースは Microsoft-Windows-User Profiles Service と表示されます。 
  • [空き領域を増やす] を選択すると、エクスプローラーの作業フォルダーのステータスが 0x80C802A0 (ECS_E_SYNC_UPLOAD_PLACEHOLDER_FAILURE) に変更される問題を修正します。 
  • ドライブのリダイレクトを使用しているユーザーが切断したときに、リモート デスクトップ サーバーが応答しなくなることがある問題を修正します。 
  • リモート アクセス接続マネージャー (RASMAN) サービスが動作しなくなることがある問題を修正します。 診断データ レベルが既定の 0 以外の設定に手動で構成されているデバイスで、エラー “0xc0000005” を受け取ることがあります。 また、イベント ビューアーで、Windows ログアプリケーション セクションに “svchost.exe_RasMan” と “rasman.dll” に関するイベント ID 1000 のエラーが表示されることもあります。 この問題は、デバイス トンネルの有無にかかわらず、仮想プライベート ネットワーク (VPN) プロファイルが Always On VPN (AOVPN) 接続として構成されている場合にのみ発生します。
  • コンテナー ホスト上のアプリケーションが、コンテナー上で実行されているアプリケーションとポートが競合するために、接続が断続的に切断される問題を修正します。
  • IKEv2 プロトコルを用いて Always On VPN を使用すると、企業ネットワークへの接続を断続的に妨げる問題を修正します。 接続が常に自動的に確立されず、手動接続が時々失敗します。 このシナリオでは、対象の VPN 接続のコマンド ラインから RasDial 関数を呼び出すと、“ERROR_PORT_NOT_AVAILABLE(633)” というエラーが発生します。
  • 簡体中国語、英語 (オーストラリア、カナダ、インド、英国)、フランス語 (フランス、カナダ)、ドイツ語 (ドイツ)、イタリア語 (イタリア)、ポルトガル語 (ブラジル)、スペイン語 (メキシコ、スペイン) の Windows 音声ディクテーションのサポートを追加します。
  • Window-Eyes スクリーン リーダー アプリケーションを開いたり使用したりすると、エラーが発生し、一部の機能が正常に動作しなくなることがある問題を修正します。 
  • App-V アプリケーションが開かなくなり、ネットワーク障害エラーが表示される問題を修正します。 この問題は、システムのバッテリー残量が少ない場合や予期しない停電が発生した場合など、特定の状況で発生します。
  • クライアントがオフラインで、App-V アプリケーション用にスタートアップ スクリプトが定義されている場合に、App-V アプリケーションが開かない問題を修正します。
  • Windows Defender Advanced Threat Protection (ATP) によって他のプロセスが一時的にファイルにアクセスできなくなるという、まれに発生する問題を修正します。
  • 新しいユーザーが Windows 10 Version 1903 にサインインすると、スタート メニューが応答しなくなる問題を修正します。
  • コラボレーション エクスペリエンスを改善するために、メニューを簡素化し、Microsoft Whiteboard アプリとの直接の統合を追加することで Windows Ink Workspace を更新します。   

  • 企業ドメインへの仮想プライベート ネットワーク (VPN) 接続を確立した後に、Windows デバイスで 2 つのネットワーク インターフェイス コントローラー (NIC) のホスト A レコードが誤って登録される問題を修正します。 この問題は、デバイスに 2 つの NIC が構成され、その一方が VPN である場合に発生します。 この解決策を実装するには、次のレジストリを変更してからデバイスを再起動します。

    設定: DisableNRPTForAdapterRegistration

    パス: HKLM\System\CurrentControlSet\Services\Dnscache\Parameters

    種類: DWORD

    値: 値 1 は、VPN インターフェイスのホスト A レコードのみがアクティブな VPN 接続に登録されることを意味します。  値 0 (既定値) は、ホスト A レコードが他のローカル インターフェイスにも登録されることを意味します。 

  • Windows 64 ビット (WOW64) 上の一部のWindows 32 ビットユーザー アプリケーションで NtQuerySystemInformation API が頻繁に呼び出される場合に発生するパフォーマンス低下の問題を修正します。
  • ボリューム マウント プロセス (fileinfo.sys) とフィルター通知の登録解除の間に競合条件が発生し、オペレーティング システムが特定の仮想マシン上で動作しなくなる問題を修正します。 エラー コードは “0x7E.” です。

以前の更新プログラムをインストールした場合は、このパッケージに含まれている新しい修正のみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。

この更新プログラムの既知の問題


現象 回避策
Windows 10 Version 1903 をインストールするときの更新プロセス中にオペレーティング システムの言語が変更されるデバイスで、"ERROR_FILE_NOT_FOUND (0x80070002)" が発生して Windows Sandbox が起動しなくなることがあります。

この問題は KB4512941 で解決されています。

WDS サーバーにこの更新プログラムをインストールした後に、Windows 展開サービス (WDS) または System Center Configuration Manager (SCCM) から発行された Preboot Execution Environment (PXE) イメージを使用してデバイスを起動すると、起動に失敗し、エラー "状態: 0xc0000001、情報: 要求されたデバイスが接続されていないか、デバイスにアクセスできません" が発生することがあります。

この問題は KB4512941 で解決されています。

この更新プログラムのインストール後に、MIT Kerberos 領域を使用するように構成されたドメインに接続されているデバイスが起動しないことや、再起動し続けることがあります。 ドメイン コントローラーまたはドメイン メンバーであるデバイスの両方が影響を受けます。

デバイスが影響を受けているかどうかわからない場合は、お客様の管理者にお問い合わせください。 上級ユーザーの場合は、HKLM\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\Kerberos\MitRealms のレジストリ キーが存在するかどうか、または [コンピューターの構成] -> [ポリシー] -> [管理用テンプレート] -> [システム] -> [Kerberos] で [相互運用可能な Kerberos V5 領域設定を定義する] を確認できます。

この問題は KB4512941 で解決されています。

この更新プログラムの入手方法


この更新プログラムをインストールする前に

マイクロソフトは、最新の累積更新プログラム (LCU) をインストールする前に、お使いのオペレーティング システム用の最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) をインストールすることを強くお勧めします。 LCU をインストールするときに発生する可能性がある問題を緩和するために、SSU によって更新プログラム プロセスの信頼性を向上します。 詳細については、「サービス スタック更新プログラム」を参照してください。 

Windows Update を使用している場合は、最新の SSU (KB4508433) が自動的に提供されます。 最新の SSU のスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログを検索してください。

この更新プログラムのインストール

リリース チャネル 利用可能 次の手順
Windows Update または Microsoft Update はい [設定]、[更新とセキュリティ]、[Windows Update] の順に選択し、[更新プログラムの確認] を選択します。
Microsoft Update カタログ はい この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、Microsoft Update カタログ Web サイトに移動してください。  
Windows Server Update Services (WSUS) いいえ

この更新プログラムは WSUS に手動でインポートできます。  手順については、「Microsoft Update カタログ」を参照してください。 

 

ファイル情報

この更新プログラムで提供されるファイルの一覧については、累積的な更新プログラム 4505903 のファイル情報をダウンロードしてください。