Office 2016 のセキュリティ更新プログラムについて: 2022 年 7 月 12 日 (KB5002112)

概要

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Officeのセキュリティ機能のバイパスの脆弱性を解決します。 この脆弱性の詳細については、「Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2022-33632」を参照してください。

Microsoft ダウンロード センターの更新プログラムは、Microsoft インストーラー (.msi) ベース エディションの Office 2016 に適用される点に注意してください。 Microsoft Office 365 Home など、Office 2016 クイック実行エディションには適用されません (「使用している Office のバージョンを確認する方法」を参照してください)。

この更新プログラムの既知の問題

• この更新プログラムをインストールした後、Microsoft Access で ACCDE または MDE ファイルを開くと、「要求されたタイプライブラリまたはウィザードは VBA プロジェクトではありません」というエラーメッセージが表示される場合があります。 また、ファイルは開きません。 詳細については、別のバージョンの Access で作成された ACCDE/MDE ファイルを開こうとしたときのエラーを参照してください。
  
  この問題は、2022 年 8 月 2 日の Office 2016 の更新プログラム（KB5002248）で修正されています。

• この更新プログラムのインストール後に、日本語、韓国語、中国語など、 2 バイト文字を含む言語で名前が付けられたファイルまたはフォルダーにリンクする VBA マクロを実行すると、エラー メッセージが表示される場合があります。 この問題を解決するには、次のサポート技術情報の記事を参照してください:
  
  4484401 Microsoft Office 2016 でファイルまたはフォルダーの名前に 2 バイト文字が含まれている場合、VBA マクロを実行できません

• 正しいパスワードで Visual Basic for Applications (VBA) プロジェクトを開こうとすると、「パスワードが無効です」というエラー メッセージが表示されます。 詳細については、正しいパスワードを使用して VBA プロジェクトを開くと「パスワードが無効です」というエラーが出るを参照してください。
  
  この問題は、2022 年 9 月 6 日の Office 2016 の更新プログラム（KB5002251）で修正されています。  

更新プログラムの入手方法およびインストール方法

詳細情報

保護とセキュリティに関する情報

オンラインでの自分の保護: Windows セキュリティのサポート

サイバー脅威から保護する方法についての説明: Microsoft セキュリティ

変更履歴

次の表は、このトピックに対する最も重要な変更の一部をまとめたものです。