ここでは、Microsoft Excel の DELTA 関数の書式および使用法について説明します。
説明
2 つの値が等しいかどうかを調べます。 数値 1 = 数値 2 のとき 1 を返し、それ以外の場合は 0 を返します。 この関数を使用して値のセットを抽出します。 たとえば、複数の DELTA 関数の戻り値を合計することによって、値の等しい組の数を計算することができます。 この関数は、クロネッカーのデルタ関数とも呼ばれます。
書式
DELTA(数値 1, [数値 2])
DELTA 関数の書式には、次の引数があります。
-
数値 1 必ず指定します。 必ず指定します。 一方の数値を指定します。
-
数値 2 必ず指定します。 省略可能です。 もう一方の数値を指定します。 数値 2 を省略すると、0 を指定したと見なされます。
解説
-
数値 1 に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
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数値 2 に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
使用例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
計算結果 |
=DELTA(5, 4) |
5 と 4 の値が等しいかどうかを調べます |
0 |
=DELTA(5, 5) |
5 と 5 の値が等しいかどうかを調べます |
1 |
=DELTA(0.5, 0) |
0.5 と 0 の値が等しいかどうかを調べます |
0 |