この FAQ では、Lync のプレゼンスと連絡先の写真の操作に関して最もよく寄せられる質問に対する回答と情報を提供します。
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この記事の内容
自分の写真を変更または削除するには、どうすればよいですか。
写真を変更または非表示にするには、写真をクリックし、[写真の編集または削除] ボタンをクリックして、写真を変更するか、Lync を含むすべての Office プログラムで表示される場所から写真を削除します。写真を Lync のみで非表示にするには、[写真を表示しない] をクリックします。
写真の表示、非表示、および変更の詳細については、「Lync で写真を変更する」を参照してください。
写真を変更できないのはどうしてですか。
次のように、[写真] オプションで [写真の編集または削除] ボタンが利用できない場合 (淡色表示になっている場合)
以下の原因が考えられます。
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[写真の編集または削除] ボタンの上にある [写真を表示しない] オプションが選択されている。そのような場合は、[写真を表示する] を選びます。
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アップグレード前の Office 365 を使用している。すべての Office 365 ユーザーに展開されているサービス アップグレードを利用できるようになるまでは、Office 365 ポータルにアクセスして写真を変更する必要があります。Lync からは変更できません。手順については、「アップグレード前の Office 365 アカウントで Lync の写真を変更する」を参照してください。
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写真を変更するためのオプションが職場の方針で無効にされている。詳細については、職場のテクニカル サポートにお問い合わせください。
自分の写真を表示できるユーザーを教えてください。
Lync の写真は、Outlook を含めて、使用しているすべての Office プログラムに表示されます。
自分の写真を含め、すべての写真を Lync で無効にするには、どうすればよいですか。
[オプション]、[個人] の順に選び、[連絡先の写真を表示する] チェック ボックスをオフにします。これで、自分の連絡先リストから写真が削除されます。IM やグループ会話の送信者と受信者の写真も表示されなくなり、Lync からも自分の写真が削除されます。
Lync で不在時のメモを追加または削除するには、どうすればよいですか。
Microsoft Outlook を使っていて、Lync アカウントが Microsoft Exchange Server 経由で Outlook の予定表と同期している場合、Outlook で自動返信を有効にすると、Outlook の不在時のメモが Lync に表示されます。
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Outlook で、[ファイル] タブをクリックし、[自動返信] をクリックし、メモを入力して有効にするか、日付を設定します。
注: Outlook での自動応答の使用方法の詳細については、Outlook 2013 のユーザーは「Exchange Server アカウントを使用して電子メール メッセージに自動的に応答する」を参照してください。Outlook 2010 のユーザーは、「Exchange アカウントを使用して不在時の通知を自動的に送信する」を参照してください。
Lync では、不在時のメモが自分の名前と共に、他のユーザーの連絡先リストと自分の連絡先カードに表示されます。
Outlook を使っていない場合は、Lync メイン ウィンドウで、名前の上にあるテキスト ボックスに個人メモを入力すると、不在であることを同僚に伝えることができます。個人メモは、Outlook の不在時のメモのように、Lync で他のユーザーの連絡先リストと自分の連絡先カードに表示されます。
注: 個人メモを表示できるユーザーの詳細については、「プレゼンス情報を表示できるユーザー」を参照してください。
Outlook の不在時の表示を Lync で削除するには、次のように Outlook で自動応答を無効にします。
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Outlook で [ファイル] タブをクリックし、自動応答パネルで [オフ] をクリックします。
個人メモを削除するには、Lync メイン ウィンドウで、名前の上にあるテキスト ボックスでメモを強調表示し、Enter キーを押します。
自分のプレゼンス状態を [退席中表示] にできないのはどうしてですか。
一部の企業では、プレゼンスの予測性を妨げるという理由で、[退席中表示] 状態を削除している場合があります。たとえば、この状態を使っているユーザーが多いと、Lync でのプレゼンスの利用価値が大幅に低下します。
ヒント: 連絡を受け取りたくない場合は、[応答不可] または [取り込み中] の状態を使うことを検討してください。[応答不可] では、ワークグループの連絡先のみがあなたに連絡できます。ユーザーがワークグループに属しているかどうか確認するには、連絡先リストの [関係] タブをクリックし、[ワークグループ] を確認します。連絡先のプライバシー関係を変更するには、連絡先リストを右クリックし、[プライバシー関係の変更] をクリックします。プライバシー関係の詳細については、「Lync の自分のプレゼンス情報へのアクセスを制御する」を参照してください。
[状態] オプション ウィンドウにある設定値の意味を教えてください。
[状態] オプションでは、プレゼンス状態を [非アクティブ] および [退席中] に変更するまでの時間 (操作が行われずに経過した時間) が既定で設定されていますが、分単位で指定することもできます。また、このコンピューターの情報を共有していることを自動的に検出するように、Lync を設定することもできます。その場合、Lync では状態が [発表中] に設定され、その間は他のユーザーがあなたにメッセージを送信できなくなります。
プレゼンス状態オプションを設定するには:
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Lync メイン ウィンドウで、[オプション] ボタン、[状態] の順にクリックします。
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上向き矢印と下向き矢印をクリックして、プレゼンス状態を [非アクティブ] に変更するまでの時間を分単位で指定します。
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上向き矢印と下向き矢印をクリックして、プレゼンス状態を [退席中] に変更するまでの時間を分単位で指定します。
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適切なボタンをクリックして全般的な状態を設定し (最初の設定を上書きする、または最初の設定を使う)、[OK] をクリックします。
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プレゼンテーションやその他の共同作業を Lync 対応コンピューターからオンラインで行っているときに、他のユーザーに割り込まないように知らせるには、[デスクトップのプレゼンテーションを行っているときは [応答不可] と表示する] と [モニターを複製しているときは [応答不可] と表示する] チェック ボックスをオンにします。
独自のプレゼンス状態を作成できますか。
いいえ、Lync のプレゼンス状態は事前に設定され、追加できません。ただし、現在どこにいて、何をしているかについて、より詳細な情報を伝えたい場合は、Lync メイン ウィンドウの上部にある個人メモに書き込むことができます。メモを入力するには、メモ表示領域をクリックして、現在表示されているメモを上書きします。
それぞれのプレゼンス状態は何を意味していますか。また、どのプレゼンス状態が自動的に設定され、どのプレゼンス状態を自分で設定できますか。
次の表で、他のユーザーに表示される自分のプレゼンス状態、それぞれの状態の意味、その設定方法について説明します。
プレゼンス状態 |
説明 |
この状態の設定方法 |
連絡可能 |
オンラインであり、連絡可能です。 |
Lync で、ユーザーがコンピューターを使っていることが検出されると、この状態が設定されます。コンピューターがアイドル状態のときに自分が在席していることを他のユーザーに知らせたい場合なども、この状態を設定します。 |
取り込み中 |
取り込み中であり、割り込まれたくない状態です。 |
Lync で、ユーザーに予定がある場合に、この状態が設定されます。ユーザーが Outlook を使っている場合は、Outlook の予定表に従って、この状態が設定されます。ドロップダウン矢印からこの状態を選ぶこともできます。 |
通話中 |
で通話中 (双方向の音声通話) であり、割り込まれたくない状態です。 |
でユーザーが の通話中であることが検出されると、この状態が設定されます。 |
会議中 |
会議中であり、割り込まれたくない状態です。 |
で、ユーザーが 会議に参加していることが検出されると、この状態に設定されます。また、ユーザーが Outlook を使っていて、Outlook の予定表で会議に参加予定の場合、この状態に設定されます。 |
電話会議中 |
で電話会議 (音声での 会議) 中であり、割り込まれたくない状態です。 |
でユーザーが 電話会議に参加していることが検出されると、この状態が設定されます。 |
発表中 |
プレゼンテーション中のため、割り込まれたくない状態です。 |
でユーザーが画面を共有しているかプロジェクターを使っていることが検出されると、この状態が設定されます。 |
応答不可 |
連絡を受けたくない状態ですが、ワークグループ内のユーザーから送信された会話通知だけは確認します。 |
この状態はドロップダウン矢印から選びます。 |
一時退席中 |
しばらくコンピューターから離れています。 |
この状態はドロップダウン矢印から選びます。 |
非アクティブ/退席中 |
ログオンした状態ですがコンピューターはアイドル状態であったか、コンピューターから (自分で設定した) 一定時間離れています。 |
コンピューターが 5 分間アイドル状態だった場合、Lync ではユーザーの状態が "非アクティブ" に設定され、非アクティブ状態が 5 分間続くと、"退席中" に設定されます (これらの既定の設定を変更するには、[オプション] ボタン、[状態] の順にクリックして、[コンピューターがアイドル状態のとき [非アクティブ] に変更するまでの時間] と [[非アクティブ] の状態が続いたとき [退席中] に変更するまでの時間] の横にある矢印をクリックします。この状態をドロップダウン矢印から選ぶこともできます。 |
業務時間外 |
業務時間外なので、連絡を受けられない状態です。 |
この状態はドロップダウン矢印から選びます。 |
オフライン |
サインインしていません。(自分のプレゼンスが表示されないようブロックしたユーザーにはオフラインとして表示されます。) |
Lync でユーザーがコンピューターからログオフするとこの状態が設定されます。 |
不明 |
プレゼンスは不明です。 |
この状態は、Lync をインスタント メッセージング プログラムとして使っていない連絡先に表示されることがあります。 |
プレゼンス情報を表示できるユーザーを教えてください。
すべての連絡先はプレゼンス情報の一部を表示できますが、すべての情報を表示できるのはワークグループのみです。利用できる情報の量は、連絡先ごとに設定するプライバシー関係に基づいて決まります。プライバシー関係の 1 つにワークグループがあります。ワークグループおよびその他の関係の詳細 (関係の変更方法など) については、「Lync の自分のプレゼンス情報へのアクセスを制御する」を参照してください。
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連絡先とのプライバシー関係を表示するには、Lync 連絡先リストの [関係] タブをクリックします。このタブで、連絡先はプライバシー関係別にグループ化されています。
Lync で連絡先からのアクセスをブロックするには、どうすればよいですか。
あなたの名前とメール アドレスは、ブロックした連絡先にも表示されますが、ブロックした連絡先が Lync を介してあなたに連絡を取ることはできません。Lync で連絡先をブロックするには、次の操作を行います。
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ブロックする連絡先を右クリックし、[プライバシー関係の変更] をクリックして、[禁止された連絡先] をクリックします。
オフラインの連絡先を非表示にして、オンラインの連絡先だけを表示するには、どうすればよいですか。
オフラインの連絡先は、連絡先リストから完全に削除することはできませんが、別のグループに送って混同を防ぐことはできます。それには、[オプション]、[連絡先リスト] の順にクリックし、[プレゼンス情報が退席中、オフライン、不明の連絡先をグループ別に表示する] チェック ボックスをオンにします。すると、利用できない連絡先が、画面の下部に [退席中およびオフラインの連絡先] グループとして表示されます。
連絡先の状態の横に表示される赤い星印またはアスタリスクは、どういう意味ですか。
連絡先の状態の横に表示される赤いアスタリスクは、その連絡先が Outlook で不在時の応答をオンにしていることを示します。