ここでは、Microsoft Excel の MOD 関数の書式および使用法について説明します。
説明
数値を除数で割ったときの剰余を返します。 戻り値は除数と同じ符号になります。
書式
MOD(数値, 除数)
MOD 関数の書式には、次の引数があります。
-
数値 必ず指定します。 除算の分子となる数値を指定します。
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除数 必ず指定します。 除算の分母となる数値を指定します。
解説
-
除数に 0 を指定すると、エラー値 #DIV/0! が返されます。
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MOD 関数と INT 関数の関係は、次のように表すことができます。
MOD(n, d) = n - d*INT(n/d)
例
次の表のサンプル データをコピーし、新しい Excel ワークシートのセル A1 に貼り付けます。 数式を選択して、F2 キーを押し、さらに Enter キーを押すと、結果が表示されます。 必要に応じて、列幅を調整してすべてのデータを表示してください。
数式 |
説明 |
計算結果 |
---|---|---|
=MOD(3, 2) |
3 を 2 で割ったときの余りを求めます |
1 |
=MOD(-3, 2) |
-3 を 2 で割ったときの余りを求めます。 符号は除数と同じになります |
1 |
=MOD(3, -2) |
3 を -2 で割ったときの余りを求めます。 符号は除数と同じになります |
-1 |
=MOD(-3, -2) |
-3 を -2 で割ったときの余りを求めます。 符号は除数と同じになります |
-1 |