数値を指定された桁数で切り捨てます。
構文
ROUNDDOWN(数値,num_digits)
数値 は、切り捨てたい任意の実数です。
桁数 は、数値を丸める桁数です。
解説
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ROUNDDOWN 関数の機能は、ROUND 関数に似ていますが、常に数値が切り捨てられる点が異なります。
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桁数に正の数を指定すると、数値の小数点以下について、指定した桁数の右側が切り捨てられます。
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桁数に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切り捨てられます。
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桁数に負の数を指定すると、数値の小数点の左側 (整数部分) が切り捨てられます。
使用例
数式 |
説明 (計算結果) |
---|---|
=ROUNDDOWN(3.2, 0) |
小数点以下 3.2 を小数点以下 0 に丸めます (3) |
=ROUNDDOWN(76.9,0) |
小数点以下 76.9 を小数点以下 0 に丸めます (76) |
=ROUNDDOWN(3.14159, 3) |
小数点以下 3.14159 を小数点以下 3 桁に丸めます (3.141) |
=ROUNDDOWN(-3.14159, 1) |
-3.14159 を小数点以下 1 桁に丸めます (-3.1) |
=ROUNDDOWN(31415.92654, -2) |
小数点以下 31415.92654 を小数点以下 2 桁に丸めます (31400) |