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スチューデントの t 分布のパーセンテージ (確率) を返します。数値 (x) は t の計算値で、この t に対してパーセンテージが計算されます。t 分布は、比較的少数の標本から成るデータを対象に仮説検定を行うときに使われます。この関数は、t 分布表の代わりに使用することができます。
書式
TDIST(x,自由度,尾部)
x t 分布を計算する数値を指定します。
自由度 分布の自由度を整数で指定します。
尾部 片側分布または両側分布を示す数値を指定します。尾部に 1 を指定すると片側分布の値が計算され、2 を指定すると両側分布の値が計算されます。
解説
-
引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
-
自由度 < 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
-
自由度、尾部に小数点以下の値を指定しても切り捨てられます。
-
尾部に 1 または 2 以外の数値を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
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TDIST 関数は、TDIST = p( x<abs(X)) として計算されます。ここで、X は t 分布に従うランダムな変数です。
使用例
X |
自由度 |
数式 |
説明 (結果) |
1.96 |
60 |
=TDIST([X],[自由度],2) |
両側分布の値を返します (0.054644927 または 5.46%) |
1.96 |
60 |
=TDIST([X],[自由度],1) |
片側分布の値を返します (0.027322463 または 2.73%) |