Microsoft Defender SmartScreen の強化されたフィッシング保護は、安全なふりをする悪意のあるサイトやアプリでパスワードが盗まれたり、フィッシングされたりするのを防ぐのに役立ちます。
パスワードを使用してWindows 11にサインインすると、そのパスワードを悪意のある Web サイトまたは既知の悪意のあるサイトに接続するアプリケーションに入力した場合に、拡張フィッシング保護によってアラートが表示されます。 強化されたフィッシング保護は、次の 4 つの方法でパスワードを保護するのに役立ちます。
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SmartScreen が悪意のあるサイトに Microsoft アカウントのパスワードを入力すると、拡張フィッシング保護によって警告が表示されます。 また、攻撃者がアカウントにアクセスできないように、パスワードの変更を求めるメッセージも表示されます。
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同じパスワードを再利用すると、パスワードを侵害した攻撃者が他のアカウントに簡単にアクセスできるようになります。 拡張フィッシング保護は、Microsoft アカウントのパスワードを他のサイトやアプリで再利用し、パスワードの変更を求めるメッセージを表示する場合に警告する可能性があります。
ヒント: パスワード再利用の危険性に関する魅力的な短編記事については、「パスワードの再利用について学習する」を参照してください。
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テキスト エディターにパスワードを保存するのは安全ではないため、パスワードをメモ帳や Microsoft 365 Office アプリケーション (Wordや OneNote など) に入力すると、拡張フィッシング保護によって警告が表示される場合があります。
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SmartScreen が疑わしいと検出した Web サイトまたはアプリに Microsoft アカウントのパスワードを入力すると、セキュリティ上の脅威を特定するために、その Web サイトまたはアプリから、表示されるコンテンツ、再生されたサウンド、アプリケーション メモリなどの情報を自動的に収集できます。
拡張フィッシング保護の設定を構成する
拡張フィッシング対策の設定は、Windows セキュリティ アプリの [アプリ & ブラウザー] コントロール パネルにあります。 それに到達する最も速い方法は、次の手順に従います。
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スタート ボタンをタップし、表示される検索ボックスに評判 を入力します
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検索結果から [評判ベースの保護] を選択します。
アプリが開いたら、下にスクロールして [フィッシング保護 ] に移動し、目的の設定を選択します。 既定では、悪意のあるコンテンツにパスワードを入力する場合にのみ保護されます。
既知の問題
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現在、Windows 11へのサインインに使用される型指定されたパスワードのみを保護できます。
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