概要
このセキュリティ更新プログラムは、Active Directory フェデレーション サービス (ADFS) の脆弱性を解決します。この脆弱性により、攻撃者が ADFS サーバーに対するフォームベースの認証中に特定の入力データを送信した場合にサービス拒否が起こる可能性があります。このシナリオでは、サーバーが応答しなくなります。マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-020 を参照してください。
この脆弱性の詳細については、詳細
重要
-
今後の Windows Server 2012 R2 のすべてのセキュリティ更新プログラムと通常の更新プログラムには、更新プログラム 2919355 がインストールされている必要があります。将来の更新プログラムをインストールするために、Windows Server 2012 R2 ベースのコンピューターに更新プログラム 2919355 をインストールしておくことをお勧めします。
-
この更新プログラムをインストールした後に言語パックをインストールした場合は、この更新プログラムを再インストールする必要があります。そのため、この更新プログラムをインストールする前に、必要な言語パックをすべてインストールすることをお勧めします。詳細については、「Windows への言語パックの追加」を参照してください。
更新プログラムを入手してインストールする方法
方法 1: Windows Update
この更新プログラムは、Windows Update から入手することができます。自動更新を有効にすると、この更新プログラムは自動的にダウンロードおよびインストールされます。自動更新を有効にする方法については、「セキュリティ更新プログラムを自動的に入手」を参照してください。
Microsoft ダウンロード センターからスタンドアロンの更新プログラム パッケージを取得することができます。ダウンロード ページのインストール手順に従って、更新プログラムをインストールします。マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-020 で、搭載されている Windows のバージョンに対応するダウンロード リンクをクリックします。
詳細
Windows Server 2012 R2 (すべてのエディション)参照表
このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムの情報を次の表に示します。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
すべてのサポートされている Windows Server 2012 R2: Windows8.1-KB3134222x64.msu |
インストール スイッチ |
マイクロソフト サポート技術情報 934307 をご覧ください。 |
再起動の必要性 |
この更新プログラムは、システムの再起動が必要ない場合もあります。必要なファイルが使用されている場合、この更新プログラムを適用するとシステムの再起動が必要になります。このような動作が発生した場合は、システムの再起動を求めるメッセージが表示されます。 |
削除に関する情報 |
WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用します。または、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update] の順にクリックし、[関連項目] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
ファイル情報 |
ファイル情報のセクションを参照してください。 |
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在することを確認するためのレジストリ キーはありません。 |
更新プログラムのインストールに関するヘルプ: Windows Update サポート ページ IT プロフェッショナル向けのセキュリティ ソリューション:TechNet セキュリティに関するトラブルシューティングとサポート ウイルスとマルウェアから Windows を搭載しているコンピューターを保護する: ウイルスとセキュリティ サポート ページ 国ごとのローカル サポート: インターナショナル サポート
ファイル情報
File name |
SHA1 hash |
SHA256 hash |
---|---|---|
Windows8.1-KB3134222-x64.msu |
FBDDACC3ED1B90CB3032A86A0A0C677B0CBCAC06 |
8216F3FC687488470E772D57557D3DA5C692ECF66A54D31537A881E33C2BFC6C |
このソフトウェア更新プログラムの英語 (米国) 版では、次の表に示す各属性を持つファイル群がインストールされます。
Windows Server 2012 R2 のファイル情報
注意事項
-
特定の製品、マイルストーン (RTM、SPn)、および区分 (LDR、GDR) に適用されるファイルは、以下の表に示すファイル バージョン番号で識別できます。
バージョン
製品
マイルストーン
区分
6.3.960 0.17xxx
Windows Server 2012 R2
RTM
GDR
-
GDR 区分には、広範囲にわたる重要な問題を解決するために幅広くリリースされているそれらの修正プログラムのみが含まれています。LDR 区分には、幅広くリリースされている修正プログラムだけでなく、ホットフィックスも含まれています。
-
インストールされている MANIFEST ファイル (.manifest) および MUM ファイル (.mum) は記載されていません。
サポートされているすべてのバージョン (x64 ベース)
File name |
File version |
File size |
Date |
Time |
Platform |
---|---|---|---|---|---|
Microsoft.identityserver.diagnostics.dll |
6.3.9600.18192 |
151,552 |
13-Jan-2016 |
15:41 |
x86 |
Microsoft.identityserver.proxyservice.exe |
6.3.9600.18192 |
73,216 |
13-Jan-2016 |
15:41 |
x86 |
Microsoft.identityserver.proxyservice.exe.config |
Not applicable |
1,067 |
15-Mar-2014 |
00:10 |
Not applicable |
Microsoft.identityserver.service.dll |
6.3.9600.18192 |
696,832 |
13-Jan-2016 |
15:41 |
x86 |
Microsoft.identityserver.webhost.dll |
6.3.9600.18192 |
175,104 |
13-Jan-2016 |
15:41 |
x86 |
Microsoft.identityserver.web.dll |
6.3.9600.18192 |
816,640 |
13-Jan-2016 |
15:41 |
x86 |
Microsoft.identityserver.dll |
6.3.9600.18192 |
655,872 |
13-Jan-2016 |
15:41 |
x86 |