概要
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office の脆弱性を解決します。この脆弱性により、ユーザーが特別な細工のある Office ファイルを開くと、リモートでコードが実行される可能性があります。これらの脆弱性の詳細については、マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-133 を参照してください。Microsoft Office 2016 for Mac には、Mac 用に設計されたバージョンの Microsoft Word、Excel、および PowerPoint が含まれます。2016 年 11 月 16 日の更新プログラムは、Word、Excel、および PowerPoint に影響する Office 2016 for Mac スイートの問題を修正します。
注意事項
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この更新プログラムをインストールするには、OS X Yosemite 10.10 またはそれ以降のバージョンが搭載されている必要があり、また有効な Office 365 サブスクリプションが必要です。Office 365 サブスクリプションのオプションの詳細も参照してください。
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Office for Mac 2011 が既にインストールされている場合は、Office for Mac 2011 と Office 2016 for Mac を併用して実行することができます。Office for Mac 2011 を削除する場合は、
Office 2011 for Mac をアンインストールする」を参照してください。
影響を受ける Microsoft Office ソフトウェアのすべてのバージョンの一覧については、3199168 を参照してください。
機能追加および修正
この更新プログラムでは、以下の点が修正および強化されています。
Outlook
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アクセシビリティ チェックを使用して、メッセージまたは招待の作成時に発生するアクセシビリティの問題を検出して解決します。
Microsoft AutoUpdate 3.8.1
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Microsoft AutoUpdate には、更新プログラムの検出、ダウンロード、インストールを自動的に行う新しいオプションがあります。
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古いバージョンの Microsoft Silverlight がインストールされている場合に Microsoft AutoUpdate がクラッシュする問題を解決します。
更新プログラムの入手方法およびインストール方法
方法 1: Microsoft AutoUpdate for Mac
この更新プログラムは、Microsoft AutoUpdate を介して利用可能です。AutoUpdate は Office と共に提供されます。AutoUpdate は、Microsoft ソフトウェアを自動的に最新の状態に維持します。AutoUpdate を使用するには、Microsoft Office プログラムを起動し、[ヘルプ] メニューの [更新プログラムのチェック] をクリックします。
方法 2: Microsoft ダウンロード センター
この更新プログラムは、Microsoft ダウンロード センターからダウンロードしてインストールすることができます。
マイクロソフトのサポート ファイルをダウンロードする方法の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
119591 オンライン サービスからマイクロソフトのサポート ファイルを入手する方法 マイクロソフトでは、アップロード時点の最新のウイルス検査プログラムを使用して、配布ファイルのウイルス チェックを行っています。配布ファイルはセキュリティで保護されたサーバーに置かれており、権限のない第三者が無断でファイルを変更できないようになっています。
詳細
詳細については、「Office 2016 for Mac upgrade to 64-bit (Office 2016 for Mac の 64 ビット版へのアップグレード)」を参照してください。
セキュリティ更新プログラムの展開に関する情報
この更新プログラムの展開に関する情報については、マイクロソフト サポート技術情報 3199168 を参照してください。
更新プログラムの置き換えに関する情報
このセキュリティ更新プログラムは、セキュリティ更新プログラム 3193438 を置き換えます。
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