概要
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office の脆弱性を解決します。この脆弱性により、特別に細工された Office ファイルをユーザーが開いた場合にリモートでコードが実行される可能性があります。 これらの脆弱性の詳細については、 を参照してください。
注: このセキュリティ更新プログラムを適用するには、コンピューター上にリリース版の Office 2016 がインストールされている必要があります。
影響を受ける Microsoft Office ソフトウェアのすべてのバージョンの一覧については、マイクロソフト サポート技術情報 を参照してください。
機能追加および修正
このセキュリティ更新プログラムには、次のセキュリティ以外の問題についての機能追加と修正が含まれています。
-
正確な意味を確実に表すようにいくつかの単語が複数の言語に翻訳されました。
-
マクロ コードを実行して、Word 2016 で文書内のカスタム XML 部分の XML ノードにアクセスすると、次のエラー メッセージが表示されます。
実行時エラー -2147467259 (80004005): 宣言されていない名前空間の接頭語を参照しています。
-
チェックイン、チェックアウト、およびバージョン管理の機能は、インターネットにアクセスできない閉じた内部ネットワークで動作しません。 たとえば、ドキュメントをチェックアウトしようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。
ネットワークが利用可能でないため、処理を完了できません。 ネットワーク接続を確認して、やり直してください。
-
Excel 2016 の保護ビューで開かれているドキュメントを閉じると、Excel 2016 がクラッシュします。
-
高 DPI 環境のイメージを含む電子メール メッセージを送信すると、標準の DPI 環境では、イメージが大きなサイズで表示されます。
-
管理用テンプレートに基づいて IRM で保護されているコンテンツがあり、その後、その管理用テンプレートがアーカイブされると、そのコンテンツに対して特定の処理を実行できません。
更新プログラムの入手方法およびインストール方法
方法 1: Microsoft Update
この更新プログラムは、Microsoft Update から利用可能です。 自動更新を有効にすると、この更新プログラムは自動的にダウンロードおよびインストールされます。 セキュリティ更新プログラムを自動的に入手する方法の詳細については、「」を参照してください。
方法 2: Microsoft Update カタログ
この更新プログラムのスタンドアロン パッケージを入手するには、 Web サイトにアクセスします。
方法 3: Microsoft ダウンロード センター
Microsoft ダウンロード センターからスタンドアロンの更新プログラム パッケージを取得できます。 ダウンロード ページのインストール手順に従って、更新プログラムをインストールします。
詳細情報
セキュリティ更新プログラムの展開に関する情報
この更新プログラムの展開に関する情報については、マイクロソフト サポート技術情報 を参照してください。
セキュリティ更新プログラムの置き換えに関する情報
このセキュリティ更新プログラムは、以前にリリースされたセキュリティ更新プログラム に置き換わるものです。