重要
このセキュリティ更新プログラムが提供されていない場合は、互換性のないウイルス対策ソフトウェアを実行している可能性があります。この場合はソフトウェア ベンダーにお問合せください。 マイクロソフトは、すべてのお客様が可能な限り早く 1 月の Windows セキュリティ更新プログラムを受け取ることができるように、ウイルス対策ソフトウェア パートナーと密接に協力しています。 詳細については、https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4072699/january-3-2018-windows-security-updates-and-antivirus-software にアクセスし、この記事の「セキュリティ更新プログラムの追加情報」セクションを参照してください。
概要
このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft .NET Framework (および .NET Core) コンポーネントが証明書を完全に検証しない場合に、存在するセキュリティ機能のバイパスの脆弱性を解決します。 このセキュリティ更新プログラムは、.NET Framework (および .NET Core) コンポーネントが証明書を完全に検証できるようにサポートすることで、脆弱性を解決します。 この脆弱性の詳細については、Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2018-0786 (英語情報) を参照してください。
さらに、このセキュリティ更新プログラムは、.NET Framework および .NET Core コンポーネントが XML ドキュメントを正しく処理しない場合に存在するサービス拒否の脆弱性を解決します。 この更新プログラムは、.NET Framework と .NET Core コンポーネント アプリケーションが XML ドキュメント プロセスを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。 この脆弱性の詳細については、Microsoft Common Vulnerabilities and Exposures CVE-2018-0764 (英語情報) を参照してください。
重要
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.NET Framework 4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1 のすべての更新プログラムを適用するには、d3dcompiler_47.dll の更新プログラムがインストールされている必要があります。 この更新プログラムを適用する前に、含まれている d3dcompiler_47.dll をインストールすることをお勧めします。 d3dcompiler_47.dll の詳細については、KB 4019990 を参照してください。
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この更新プログラムをインストールした後に言語パックをインストールした場合は、この更新プログラムを再インストールする必要があります。 そのため、この更新プログラムをインストールする前に、必要な言語パックをすべてインストールすることをお勧めします。 詳細については、「Windows への言語パックの追加」を参照してください。
このセキュリティ更新プログラムの関連情報
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拡張キー使用法 (EKU) は、「RFC 5280 のセクション 4.2.1.12」で説明されています。 この拡張機能は、キー使用拡張機能で指定されている基本的な目的に追加するか、それを置き換えて使用できる、認証公開キーの 1 つ以上の目的を示します。 たとえば、サーバーでクライアントを認証するために使用する証明書は、クライアント認証目的に設定されていなければなりません。 同様に、サーバーを認証するために使用する証明書は、サーバー認証目的に設定されていなければなりません。 この変更では、証明書の適切なクライアント/サーバー EKU が必要なだけでなく、ルート証明書が無効化されている場合、証明書チェーンの検証が失敗します。 認証用に証明書が使用される場合は、認証アプリがリモートのエンドポイントで提供される証明書を調べ、アプリケーションのポリシー拡張機能で正しい目的のオブジェクトの識別子を探します。 クライアント認証用に証明書が使用される場合は、クライアント認証用のオブジェクトの識別子が証明書の EKU 拡張機能に存在しなければりません。この識別子が存在しないと、認証に失敗します。 クライアント認証用のオブジェクト識別子は 1.3.6.1.5.5.7.3.2 です。同様に、サーバー認証に証明書が使用されている場合、サーバー認証用のオブジェクト識別子が証明書の EKU 拡張機能に存在する必要があります。そうでない場合、認証に失敗します。 サーバー認証用のオブジェクトの識別子は 1.3.6.1.5.5.7.3.1 です。 EKU 拡張機能がない証明書は、そのまま正しく認証されます。 最初に、正しい EKU OID 属性を使用し、正しく保護されるよう、コンポーネント証明書に変更を加えることを検討します。 再発行された証明書に一時的に正常にアクセスできない場合、接続の影響を避けるために、すべてのコンピューターでセキュリティの変更をオプトインするかまたはオプトアウトするかを選択できます。 これを行うには、構成ファイルで次の appsetting を指定します。 <appSettings> <add key="wcf:useLegacyCertificateUsagePolicy" value="true" /> </appSettings> 注: この値を “true” に変更すると、セキュリティの変更がオプトアウトされます。
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以下の資料では製品バージョン別に、このセキュリティ更新プログラムに関する追加情報が掲載されています。 資料には、既知の問題に関する情報が掲載されている場合があります。
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Windows 10、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、および Windows Server 2016 のお客様
サポートされる互換ウイルス対策ソフトウェアを実行してデバイスを保護することをすべてのお客様にお勧めします。 お客様は組み込みのウイルス対策保護機能として、Windows Defender Antivirus (Windows 8.1 および Windows 10 デバイス向け) または互換性のあるサードパーティ製ウイルス対策アプリケーションを利用できます。 2018 年 1 月のセキュリティ更新プログラムを受信するには、以下の「レジストリ キーの設定」で説明しているように、ウイルス対策ソフトウェアでレジストリ キーを設定する必要があります。
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Windows 7 SP1 と Windows Server 2008 R2 SP1 のお客様
Windows 7 SP1 または Windows Server 2008 R2 Sp1のデフォルト の既定のインストールでは、ウイルス対策アプリケーションがインストールされません。 このような状況の場合、Microsoft Security Essentials などのサポートされる互換ウイルス対策アプリケーションまたはサードパーティ製のウイルス対策アプリケーションをインストールすることをお勧めします。2018 年 1 月のセキュリティ更新プログラムを受信するには、以下の「レジストリ キーの設定」で説明しているように、ウイルス対策ソフトウェアでレジストリ キーを設定する必要があります。
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ウイルス対策を行っていないお客様
ウイルス対策ソフトウェアをインストールまたは実行できない場合、2018 年 1 月のセキュリティ更新プログラムを受信するには、以下の「レジストリ キーの設定」で説明しているように、レジストリ キーを手動で設定することをお勧めします。
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レジストリ キーの設定
注意 レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。 マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。 レジストリ エディターは、自己の責任においてご使用ください。 レジストリの編集方法の詳細については、レジストリ エディターのヘルプ トピック「キーおよび値を変更する」、または Regedt32.exe のヘルプ トピック「レジストリ情報の追加と削除」と「レジストリを編集する」を参照してください。
注: ウイルス対策ソフトウェアで次のレジストリ キーを設定しない限り、2018 年 1 月のセキュリティ更新プログラム (またはその後すべてのセキュリティ更新プログラム) を受け取ることはできず、セキュリティの脆弱性から保護されません。
Key="HKEY_LOCAL_MACHINE" Subkey="SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\QualityCompat" Value="cadca5fe-87d3-4b96-b7fb-a231484277cc" Type="REG_DWORD”
Data="0x00000000”
このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法
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更新プログラムのインストールのヘルプ: Windows Update に関する FAQ
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IT 専門家のためのセキュリティ ソリューション: TechNet セキュリティに関するサポートとトラブルシューティング
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Windows ベースの製品およびサービスをウイルスとマルウェアから保護する: Microsoft Secure
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国ごとのローカル サポート: インターナショナル サポート
適用対象
この資料は、以下を対象としています。
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Microsoft .NET Framework 3.5 SP1、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1 を以下のオペレーティング システムと共に使用した場合:
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Windows Server 2012
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