概要
この 2016 年 12 月 14 日にリリースされた Windows 8.1、Windows RT 7、および Windows Server 2012 R2 の .NET Framework 3.5、4.5.2、4.6、4.6.1、および 4.6.2 更新プログラムのセキュリティと品質ロールアップは、Microsoft .NET Framework の脆弱性を解決します。.NET Framework には、暗号化メカニズムによって保護する必要がある保管中の情報に攻撃者がアクセスできる可能性があるセキュリティ上の脆弱性が存在します。この更新プログラムは、Framework がキーを処理する方法を修正することにより、保管中のデータを適切に保護します。この脆弱性の詳細については、マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-155 を参照してください。この更新プログラムには累積的な .NET セキュリティ更新プログラムと .NET Framework の信頼性の強化も含まれています。含まれているこの構成の信頼性の強化の詳細については、サポート技術情報 3196684 を参照してください。
このセキュリティ更新プログラムの関連情報
以下の資料では製品バージョン別に、このセキュリティと品質ロールアップに関する追加情報が掲載されています。資料には、既知の問題に関する情報が掲載されている可能性があります。
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3205378 MS16-155: Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 用の .NET Framework 4.6.2 のセキュリティと品質ロールアップについて2016 年 12 月 14 日
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3210135 MS16-155: Windows 8.1、Windows RT 8.1、および Windows Server 2012 R2 用の .NET Framework 4.6 と 4.6.1 のセキュリティと品質ロールアップについて2016 年 12 月 14 日
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3210137 MS16-155: Windows 8.1、Windows RT 8.1、および Windows Server 2012 R2 用の .NET Framework 4.5.2 のセキュリティと品質ロールアップについて2016 年 12 月 14 日
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3210132 MS16-155: Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 用の .NET Framework 3.5 のセキュリティと品質ロールアップについて2016 年 12 月 14 日
更新プログラムのインストールのヘルプ: Windows Update サポート ページ
IT 専門家のためのセキュリティ ソリューション: セキュリティに関するトラブルシューティングとサポート
ウイルスとマルウェアから Windows を搭載しているコンピューターを保護する: ウイルスとセキュリティ サポート ページ
国ごとのローカル サポート: その他の地域のサポート
適用対象この資料は、以下を対象としています。
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Microsoft .NET Framework 4.6.2 を以下のオペレーティング システムと共に使用した場合:
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Windows Server 2012 R2
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Windows 8.1
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Microsoft .NET Framework 4.6 と 4.6.1 を以下のオペレーティング システムと共に使用した場合:
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Windows Server 2012 R2
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Windows 8.1
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Windows RT 8.1
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Microsoft .NET Framework 4.5.2 を以下のオペレーティング システムと共に使用した場合:
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Windows Server 2012 R2
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Windows 8.1
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Windows RT 8.1
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Microsoft .NET Framework 3.5 を以下のオペレーティング システムと共に使用した場合:
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Windows Server 2012 R2
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Windows 8.1
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